愛媛FCがDF前野貴徳をアルビレックス新潟から完全移籍で獲得した。公式サイトで24日に発表した。
前野は愛媛県出身で現在29歳。愛媛の下部組織出身で、立命館大を経て2011年に愛媛でJリーグデビューを飾った。翌シーズンにはキャプテンを務めるなど主力として2シーズンを過ごし、鹿島アントラーズに移籍。2015年からは新潟でプレーしていたが、今シーズンの試合出場はなかった。
前野は愛媛公式サイトを通じてコメントを発表。「この度、愛媛に加入することになりました。また愛媛の地でサッカーができること幸せに思ってます。1年を通して活躍できるように、全身全霊をかけて頑張ります。よろしくお願いします」と喜びを語った。
また3シーズンを過ごした新潟については、同クラブ公式サイトで以下のようにコメントを残した。
「今シーズンを持って新潟を退団することになりました。新潟での3年間で、1年半はチームの力になることができず、また今季はJ2降格させてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。もう一度、アルビサポーターの前で、ビックスワンでオレンジのユニホームを着て、ピッチで一緒に闘いたかったですが、それができないことが残念ですし、心残りです。 ただ、こんな僕にもいつも温かく声をかけてくれるサポーターの方々には本当に感謝しかありません。どんな時でもどんな状況でも、選手を鼓舞し、背中を押してくれる応援には何度助けられたかわかりません。新潟を離れるのは寂しいですが、オレンジ魂を持って、次のチームでも頑張りたいと思います。3年間ありがとうございました」
新潟DF前野貴徳、完全移籍で“古巣”愛媛に復帰「オレンジ魂を持って…」