日刊鹿島アントラーズニュース
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2018年1月5日金曜日
◆内田篤人の“鹿島愛” 何年経っても忘れられないクラブ(サンスポ)
【No Ball,No Life】J1鹿島は3日、ブンデスリーガ2部、ウニオン・ベルリンの元日本代表DF内田篤人(29)の来季からの復帰を発表した。
内田は昨夏、7シーズン在籍した1部のシャルケからウニオン・ベルリンに移籍したが、左太もも肉離れなどで出場は18戦でわずか2試合にとどまっていた。「また鹿島でプレーしたいという思いは常にあり、ドイツにいるときもずっとアントラーズを応援していました」と内田。鹿島には2010年7月以来8シーズンぶりの復帰で、背番号は「2」が濃厚だ。
15年6月に右膝を手術して以降はリハビリを繰り返し、苦悩の時期を過ごしてきたが、それを乗り越えてピッチへと戻った。試合から遠ざかっており、本来のパフォーマンスに戻してJリーグのリズムになれるためには、さらなる時間が必要とされる。鹿島も選手層が厚いだけに、内田といえども即戦力となる保証はないだろう。ただ、欧州で培った経験は、チームにプラスに働くことは間違いなく、王座奪還を狙うクラブにとっては最大の補強をしたといえそうだ。
内田の影響力は絶大だ。クラブ公式インスタグラムで来季のユニホームを着た内田の写真がアップされると、8時間で約1万5000人が「いいね」を押し、鹿島OBで日本代表元監督のジーコ氏も公式インスタグラムを通じて同様に反応を示した。ファン、選手、OBなどの絆が深い鹿島。いまでも内田は多くの人に愛されており、内田自身も多大な影響を与えていることが分かる出来事だった。
シャルケ時代の取材で内田から「ここ(シャルケ)のサポーターはいいよ。スタジアムの雰囲気もいいし。まぁ、鹿島の雰囲気も好きだけどね」という話を聞いた。何年経っても鹿島は忘れられないクラブであり、忘れられない場所なのだなと、その一言から“鹿島愛”を感じたことがあった。
かつて同じドイツでプレーした同代表FW岡崎慎司(レスター)は自身のブログで「ウッチーの鹿島移籍は正直いうと寂しくて仕方ない。内田ロスってこういうときに使ってもいいの?」と海外組の一人がいなくなる悲しさを吐露。一方で「でも、あいつの思いは全部分かる。だから日本でのあいつの活躍を、そしてまたプレーするときを楽しみにしよう」とエールを送った。
深紅のユニホームを身にまとい、カシマスタジアムに立つ背番号「2」を誰もが楽しみにしている。(一色伸裕)
内田篤人の“鹿島愛” 何年経っても忘れられないクラブ
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