日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年3月11日日曜日

◆「これまで何度も助けられてきた」鹿島DF昌子、PK失敗のエースかばう(ゲキサカ)




[3.10 J1第3節 鹿島0-1広島 カシマ]

 今季初失点が初黒星につながった。ACLを含めて公式戦3試合連続無失点中だった鹿島アントラーズだが、後半6分にMF三竿健斗のパスミスから先制点を献上。「先制されると、相手もラインを下げて守備を固めてくる。先に失点して難しくなった」(三竿健)と、公式戦4試合ぶりの失点が重くのしかかった。

 後半18分には途中出場のFW鈴木優磨がPKを獲得。絶好の同点機だったが、FW金崎夢生のキックはGK林卓人のビッグセーブに阻まれた。他にもチャンスはあったが、決め切れず、0-1の零封負け。この日がリーグ戦初失点だった一方、攻撃陣は開幕3試合でわずか1得点にとどまっている。

 それでもDF昌子源は「(金崎)夢生やペドロ(・ジュニオール)が入れていたらとかは思わない。これまで何度も彼らに助けられてきた」と力説。2月21日のACL水原三星戦(2-1)、同25日のJ1清水戦(0-0)でGKクォン・スンテが2戦連続PKストップを見せたことを挙げ、「スンテがPKを止めたように相手も止めてくる」と冷静に話した。

「点が入らないときだけ、ああだこうだ言うのはナンセンス。後ろが(失点)ゼロで抑えられなかったことが申し訳ない」と、攻撃陣を責めることなく、ミス絡みの失点を反省。中2日でACLシドニーFC戦(カシマ)を控える過密日程の中、「次は大会が違うので、切り替えて頑張ります」と自分に言い聞かせるように話した。

(取材・文 西山紘平)


「これまで何度も助けられてきた」鹿島DF昌子、PK失敗のエースかばう



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