日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年6月7日木曜日

◆鹿島曽ケ端が釜本氏超え、天皇杯単独最多60戦出場(ニッカン)



曽ヶ端準




<天皇杯:鹿島6-1ホンダFC>◇2回戦◇6日◇カシマ

 大番狂わせは起こさせなかった。そこには、偉業を果たしたベテラン守護神の存在感があった。

 J1鹿島アントラーズは、前半15分にJFLで首位を走るホンダFC(静岡)に先制を許した。昌子源と植田直通の日本代表CB2人を欠く布陣で、代役のDF町田浩樹が微妙な判定ながらPKを与えてしまった。リーグ戦と同様に、失点から始まる悪い展開。浮足立ってもおかしくなかった。引き締めたのは、守護神のGK曽ケ端準だった。38歳のベテランは、枠内に跳ぶホンダFCのシュートを確実に止めた。

 「(先制点を)取られないに越したことはないですが、そういう状況は十分にありえることだった。その後、落ち着いてできたと思います。(PKは)微妙な判定だったけど、そういうことはお互いに付きもの。そこから持ち直したのが良かった」。

 町田と犬飼智也のCB2人を落ち着かせ、的確な指示を放つ。すると、前半20分に右サイドの低いクロスをFW鈴木優磨がヒールで落としたところを、FW安部裕葵が左足で鮮やかな同点ゴールを奪い、全体が落ち着いた。前半終了間際の42、44分にはいずれもDF西大伍のクロスを、立て続けに鈴木がヘディングシュートを決めて突き放した。もう、大丈夫だった。

 00年の3回戦、鳥栖戦(2-1)で初出場を果たしてから、この日が60試合目だった。早大で13試合、ヤンマー(現C大阪)で46試合に出場した元日本代表FW釜本邦茂氏を抜いて単独最多出場になった。「恐縮です。それしかないですね。僕なんかが、そういう(偉大な)選手を抜けるのは、僕自身もうれしいです」。

 98年に下部組織からトップに昇格して以来、4度ある天皇杯優勝のうちの3度を、自らもピッチに立って味わった。通算60試合出場は長年、勝ち抜いてきた証しでもある。「強いチームでないと、この数字は無理ですし、このチームにいられる幸せがあります」。

 ちなみに、同期のMF小笠原満男(39)もこの日、フル出場で58試合目の出場を果たした。いまだ、主力を張るベテラン2人の存在は、鹿島に確かな落ち着きを与えていた。


鹿島曽ケ端が釜本氏超え、天皇杯単独最多60戦出場




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