28日に2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ第3戦が行われ、日本代表はポーランド代表に0-1で敗れた。大迫勇也は試合後、「今日は状況も状況で、『勝ち上がるために』と思っていました。ただ、負けたので残念でした」と振り返った。
同時刻のキックオフとなったグループHのもう1試合はコロンビア代表がセネガル代表に1-0で勝利。試合中、日本とセネガルは勝ち点、得失点差、総得点で並んでいた。それでも、フェアプレーポイントで日本がセネガルを上回っていたため、日本は攻めに転じずボール回しで時間を稼いだ。日本、セネガルともに0-1で敗れ、フェアプレーポイントで上回った日本が2位での決勝トーナメント進出を決めた。
日本にとっては2大会ぶりのベスト16進出となったが、ボール回しに対してスタジアムには大ブーイングが響き渡った。試合後から早くも批判の声が挙がっているが、「まずはグループステージを突破するために試合しているので、普通のことじゃないですか」と大迫は語った。
日本は後半途中から長谷部誠を投入すると、ボール回しを開始。さらに、フェアプレーポイントを意識して警告を回避するよう指示が出たという。
「『イエローカードだけもらわないように』ということは言われてて。でも、逆に難しかったですね。イエローカードをもらわないようにプレーするって。相手も引いてくれたので助かりましたけど」
決勝トーナメントは6月30日から始まり、日本は7月2日、グループG首位のベルギー代表と対戦する。
時間稼ぎのパス回しに批判も…大迫勇也「GS突破のためには普通のこと」