日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年8月30日木曜日

◆鹿島、2発先勝!ウッチーが1カ月ぶり先発で躍動/ACL(サンスポ)






 アジア・チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦(28日、鹿島2-0天津権健、カシマ)日本勢で唯一、勝ち残っている鹿島がホームで天津権健(中国)に2-0で先勝した。元日本代表DF内田篤人(30)が公式戦で1カ月ぶりの先発出場。後半27分にMFセルジーニョ(23)が移籍後初得点を決めるなど、初の4強入りへ前進した。ホームアンドアウェー方式の第2戦は、9月18日に天津で行われる。

 “ウッチー”がカムバック。鹿島の元日本代表DF内田が、アジアの舞台に帰ってきた。

 「ちゃんと戦えた。やっと動ける気がしてきた。あとは連戦でやっていくだけ」

 ウニオン・ベルリン(ドイツ2部)から今季復帰後、右太ももを痛めるなど数度のけがに見舞われた。公式戦での先発はJ1・G大阪戦(7月28日)以来1カ月ぶり。今季のACLでは上海申花(中国)との1次リーグ初戦(2月14日)以来となるフル出場に、手応えを口にした。

 右サイドバックとしてピッチに立つと、前半10分に右足でミドルシュートを狙うなど90分通じて動き回った。「緩めずやり続けたのがよかった。ボディーブローになった」と、攻撃にリズムを加えた。チームは後半15分にMFレオシルバ、同27分にはMFセルジーニョが決めて快勝だ。

 内田はコンディションを見極めつつ、「『いけるときにポイントで(出場)』と監督とも話していた」と、大一番に焦点を絞っていた。国内19冠を誇る常勝軍団に唯一なかったアジアのタイトル。ACLは自身が出場した2008年の8強が最高成績だ。

 内田は「(優勝は)いけそうと思って、いけるものではない」と気を引き締めながらも「(優勝する)空気はある」。初の4強入りへ、大きく前進した。 (一色伸裕)

天津権健・ソウザ監督
「鹿島はゲームコントロールも含めて質が高く、成熟したチームだと示した。われわれにも決定機があり、アウェーゴールのチャンスがあった。選手を誇りに思う」




◆鹿島、2発先勝!ウッチーが1カ月ぶり先発で躍動/ACL(サンスポ)




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