【送料無料】鹿島アントラーズシーズンレビュー2017/サッカー[DVD]【返品種別A】
鹿島のGK曽ケ端準(39)が12日、F東京MF久保建英(17)封じを誓った。J1歴代5位の528出場を誇るベテランは、2位・F東京戦(14日・味スタ)で今季リーグ戦初出場が濃厚。チームは公式戦2戦連続で逆転勝利しているが「自分たちで苦しい状況にしている。チームを安定させたい」と意気込んだ。
正GK権純泰(34)不在のなか、鹿嶋市内で行われた90分間の練習。常に臨戦態勢を整えてきた熟練の39歳は、いつも通りに声を張り上げ味方を鼓舞し、いつも通りにシュートストップを繰り返した。権が9日のACL慶南戦(韓国)で負傷退場。F東京戦の欠場が決定的となり、曽ケ端の出場が確実となった。
F東京はMF久保建の先発が濃厚。22歳年の離れた選手だが「攻撃の起点になっている。彼からチャンスが多く作られている」。ルヴァン杯鳥栖戦(10日・秩父宮)で直接FKを沈めた左足の精度も指摘し「森重(真人)選手もいるし、右(足)も左もある。注意が必要」と警戒した。
ジーコ氏の41歳3か月12日に次ぐクラブ史上2番目、J1でも12番目の39歳8か月12日での出場。「去年は(上位との)試合でポイントを落とし、上位から離された」。鹿島一筋22年目、17個の主要タイトルをもたらしてきた守護神が、2016年3月以来勝利がない天敵からの白星に貢献する。(岡島 智哉)
◆曽ケ端 準(そがはた・ひとし)1979年8月2日、茨城・鹿嶋市生まれ。39歳。98年に鹿島ユースから昇格。同期は小笠原満男、中田浩二、本山雅志ら。2001年からレギュラーに定着。J1通算528試合出場は歴代5位、244試合連続フルタイム出場は歴代1位。02年日韓W杯、04年アテネ五輪日本代表。日本代表通算4試合出場。187センチ、80キロ。既婚。
◆【鹿島】GK曽ケ端、17歳・久保封じ「彼からチャンス作られている」(報知)