日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年1月15日水曜日

◆GL敗退翌日、開催された選手ミーティング…MF杉岡大暉「チームを勝たせる働きを」(ゲキサカ)



杉岡大暉 Daiki.Sugioka


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 今大会のグループリーグ敗退は決まった。しかし、1試合が残されており、東京五輪までの道のりはまだ続いていく。U-23日本代表の戦士たちはGL敗退決定の翌日、13日の午前中に選手ミーティングを開き、3戦目のカタール戦、そして今後に向けて意見を述べ合ったようだ。

 9日の初戦サウジアラビア戦で先発出場したMF杉岡大暉(湘南→鹿島)は、シリア戦はベンチから見守った。1-2という敗戦、そして2連敗でのグループリーグ敗退という結果を受け、「力が足りなかったと思う」と口にした。

 対戦相手が五輪出場権を獲得するために戦う中、日本は開催国として出場権を得ている。「2試合連続で試合終盤に失点したというのは、賭けるものの違いがなくはなかったと思う」。モチベーションを保つ難しさは他国以上にあっただろう。だが、「そこを言い訳にできない」と厳しい表情を見せると、「本当に力不足だったと思う」と繰り返した。

「個人の力もそうだけど、チームとしてももっともっと危機感を持ってやらないといけないと感じた」

 試合翌日の13日にはチームキャプテンのGK小島亨介(大分→新潟)を中心に、選手だけでミーティングが開催された。「とりあえず3戦目までは時間がないので、それに向けては本当にやるしかない」「やれることも限られているけど、勝つためにしっかりやることをやろう」「活動ごとに一からの積み上げになりかけていた部分があったので、選手たちの中でも積み上げていかないといけない」等々が話し合われ、カタール戦、そして東京五輪に向けて改めて意志の統一が図られたという。

 中2日で迎えるカタール戦。「時間はない」と語った杉岡は、「チームを勝たせる働きを個人としてもできていない。それを2試合ですごく感じた。チームを勝たせる働きかけ、責任あるプレーをしたい」と意地の1勝をつかみ取る。

(取材・文 折戸岳彦)




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