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新型コロナウイルスの影響で今夏の全国高校野球選手権大会や全国高校総合体育大会(インターハイ)が中止されたが、冬の風物詩ともいえる全国高校サッカー選手権は現時点で開催の方向で検討されている。全国高等学校体育連盟サッカー専門部の滝本寛部長は「安全が第一」と強調し、感染防止策を徹底した形での実施を探る。
大会は年末年始に開催され、過去に大迫勇也(ブレーメン)や柴崎岳(デポルティボ)ら多くの日本代表選手が出場した。1月に静岡学園が青森山田を3-2で破った第98回大会決勝は5万6025人の観衆を集めた。
今大会の都道府県予選は9月以降に本格化する予定で、サッカー専門部は例年8月に開く全国委員長会議で全国選手権の開催可否について協議する見通しだ。滝本部長は具体的な対策は今後詰めていく意向で「国やスポーツ庁、日本サッカー協会のガイドラインに沿って可能な限り実施したい」と力を込めた。
◆全国高校サッカー、安全第一で実施へ 「可能な限り」感染防止策徹底(デイリー)