バルセロナBの2020/21シーズン背番号が6日に発表された。昨季から所属するFW安部裕葵は、これまでの「12番」から「9番」に変更されている。
安部は昨年夏に鹿島アントラーズからバルセロナBに加入。セグンダB(スペイン3部)のリーグ戦で20試合に出場して4得点を挙げていたが、2月にハムストリングを負傷して長期離脱を強いられ、そのままシーズンを終えることになった。
復活が期待される2年目のシーズンは、一般にエースストライカーの番号とされる「9番」で臨む。昨季のバルセロナBで9番をつけていたのはU-21スペイン代表FWのアベル・ルイスだったが、1月にポルトガルのブラガへレンタルされ、その後完全移籍している。
バルセロナBは昨季のプレーオフに敗れて2部昇格ならず。2020/21シーズンも引き続きセグンダBで戦うことになる。新シーズンのリーグ戦は来週末の18日に開幕が予定されている。
負傷に続いて新型コロナウイルス感染でも離脱を強いられた安部だが、チームの練習に再合流し、先週末には約8ヶ月ぶりに実戦でもプレー。コンディションを整えて開幕を迎えられることが期待できそうだ。
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◆安部裕葵、バルセロナBでの背番号「9」に変更。2年目へ期待高まる(フットボールチャンネル)