鹿島アントラーズの若き守護神、GK沖悠哉(21)が、19日の最終節・セレッソ大阪戦で、白星締めを誓った。
8月8日のカシマスタジアムでの鳥栖戦でデビューし、今季は23試合でゴールマウスを守っている。正確なフィードとシュートストップの力を発揮し、直近では2試合連続で無失点を達成。それでも「クリーンシートが6試合は少ない。もっと減らしていかなければいけない」と厳しい。試合数を重ねるごとに、緊張感もほぐれ、落ち着いてピッチに立つことができているという。その一方で「自信や慣れが怖い。自分に自信を持ちつつ、慢心や過信をしないように意識しているところです」と21歳とは思えない冷静さを持ちあわせる。
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内は3位以内だが、天皇杯の結果によっては、4位以内でも可能性はある。沖は「僕たちは勝つしかない。でも、最終節ですが34試合の中の1試合。深く考えず、気負いすぎずにやれたら」と頼もしかった。
◆鹿島GK沖「僕たちは勝つしかない」白星締めを誓う(ニッカン)