鹿島アントラーズが狙っていると現地で報じられていたサントスのDFサビーノ(24)だが、どうやら日本への移籍はなくなったようだ。ブラジル『Gazeta Esportiva』が報じた。
先日、鹿島アントラーズがオファーを出したとされていたサビーノだが、ブラジルではよく勘違いされる事案が今回も発生している模様。『Gazeta Esportiva』は「Kashima」ではなく「Kashiwa」だったとし、オファーを出していたのは柏レイソルとしている。
現在はコリチーバへとレンタル移籍中のサビーノだが、オファーは360万レアル(約7300万円)だったとのこと。しかし、クラブが売却の許可を出さなかったとのことだ。
サントスの会長は「更新の可能性がある」とし、コリチーバへのレンタル期間を更新する可能性があるとしていた。
クラブの財政評議会は、オファーの細部まで分析。キャッチーな部分がなかったとして、売却を承認しなかったとされている。
サビーノはサントスの下部組織出身で、2019年1月からはコリチーバへとレンタル移籍。センターバックを主戦場とし、今シーズンはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで22試合に出場し4ゴールを記録している。
再オファーが無理な状況なのかは定かではないが、そもそも鹿島なのか、柏なのか。その辺もまだハッキリしていないところだが、この移籍話はどうなるだろうか。
◆鹿島?柏? サントスはJクラブからオファーのDFサビーノ売却を承認せず(超WORLDサッカー!)