日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年1月14日木曜日

◆FW山口一真が鹿島退団! J2松本に完全移籍「左ひざの大怪我をしている自分に声を…」(ゲキサカ)









 鹿島アントラーズは13日、FW山口一真(24)が松本山雅FCに完全移籍すると発表した。昨季は水戸ホーリーホックに期限付き移籍し、35試合15得点を記録していたが、シーズン終盤に左膝前十字靱帯損傷などの重傷を負っていた。

 阪南大出身の山口は2018年、鹿島に加入。J1リーグでは17試合1得点を記録していた。山口はクラブの公式サイトを通じて「大学生の時、鹿島アントラーズというビッグクラブから声を掛けていただいた時の嬉しさと興奮、2018年のホーム名古屋戦でプロ初アシストをした時のスタジアムの大声援と鳥肌が立ったことは、一生忘れられません。アントラーズでたくさんのゴールを決め、このクラブで活躍する選手になることはできませんでしたが、2年間プレーできたことは一生の財産です。この先、アントラーズの対戦相手として、カシマスタジアムでゴールを決められるような選手に成長したいと思います」と感謝を伝えた。

 また昨季所属した水戸を通じては「僕は鹿島アントラーズで2年間満足に試合に出ることができず、自分のサッカーキャリアにおいて自信をなくしていました。水戸はそんな僕に声をかけてくれ、信頼して使い続けてくれたおかげで、自分は結果を出し、勝利に貢献することができました。本当に感謝しています。シーズン終盤に左ひざの大怪我を負い、入院中、試合会場に掲げられた励ましの横弾幕を映像で見た時は、グっときました。唯一、心残りなことは、アツマーレの体育館でサポーターの方々とした『J1昇格』という約束を守れなかったことです。本当にすみません。この1年間で、水戸は自分にとって心から大切なクラブとなりました。どこへ行っても、温かく応援してほしいです」と飛躍の支えとなったクラブに別れを告げた。

 今季から新たな挑戦をスタートする松本を通じては「まずは、左ひざの大怪我をしている自分に声を掛けてくれた松本山雅に心から感謝しています。このクラブの加入できて、本当にうれしいです。僕は父親、母親、親戚、すべて長野県出身で、僕自身も長野県の佐久市で生まれました。松本山雅という多くのサポーターが応援してくださるクラブで、たくさんのゴールを決め、皆さんに喜びを与えられるような選手になることが目標です。必ず勝利に貢献し、自分の目標を結果で証明してみせます」とコメント。縁ある“生まれ故郷”の県での活躍を誓っている。

 クラブ発表のプロフィールは以下のとおり。

●FW山口一真
(やまぐち・かずま)
■生年月日
1996年1月17日
■身長/体重
175cm/70kg
■出身地
東京都
■経歴
FC東京U-15深川-山梨学院大付属高-阪南大-鹿島-水戸-鹿島




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