「もっと質を高めながら、攻撃に結び付けていきたい」
鹿島アントラーズの荒木遼太郎が8月23日、オンラインでの取材に対応。同25日に行なわれる敵地での清水エスパルス戦に向けて意気込みを語った。
清水とは今季の開幕戦で対戦し、1-3で敗れている。荒木自身が先制点を挙げるも、その後に3失点。手痛い逆転負けを喫した。
「開幕戦で負けているので、リベンジの戦いになりますし、自分たちは前節の神戸にも負けているので、清水戦で勝利してまた流れを作っていくという意味では、大事な戦いになると思います」
神戸戦は0-1の完封負け。もっとも、内容はそこまで悪いものではなく、「連動して、パスを出して動いてという場面でチャンスを作れている部分もあった」。攻撃面は日々の練習でも好感触を得ているようで、試合でもその成果を出せていると実感する。「あとは得点に結びつけられるかどうか」が肝要になる。
いずれにせよ、トップ下のポジションで攻撃のタクトを振る荒木にかかる期待は大きい。「自分のところで攻撃を活性化する」ことが求められているだけに、「もっと質を高めながら、攻撃に結びつけていきたい」と気を引き締める。
チャンスメイクのみならず、ゴールという結果も示したい。現在、チームトップの8得点をマーク。決定的な仕事でもチームの勝利に貢献できるか注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
◆次節・清水戦でリベンジできるか。鹿島のチャンスメーカー兼フィニッシャーの荒木遼太郎にかかる期待(サッカーダイジェスト)