日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年5月26日木曜日

◆【J1採点&寸評】鹿島4ー4鳥栖|アディショナルタイムに3点が生まれる激闘! MOMはラストプレーの同点弾を演出した藤田!(サッカーダイジェスト)






鹿島――染野のJ1初ゴールで一時逆転


[J1第15節]鹿島4ー4鳥栖/5月25日/県立カシマサッカースタジアム

【鹿島|採点】
スタメン)
GK
クォン・スンテ 5
DF
常本佳吾 5.5(81分OUT)
関川郁万 5.5(89分OUT)
三竿健斗 5.5
安西幸輝 5.5(89分OUT)
MF
樋口雄太 7
和泉竜司 6
ディエゴ・ピトゥカ 5.5
アルトゥール・カイキ 5.5
FW
上田綺世 6
鈴木優磨 6

途中出場)
DF
ブエノ ―(89分IN)
MF
ファン・アラーノ ―(81分IN)
MF
土居聖真 6.5(81分IN)
FW
染野唯月 6.5(89分IN)

監督)
レネ・ヴァイラー 6.5


【鹿島|寸評】
 31分の失点以降は鳥栖にいなされ、ふわっとしたまま3失点を喫する。しかし、52分に樋口のリーグ戦移籍後初ゴールで攻勢を強めると、68分に上田、さらに90+2分に土居、90+4分に染野のゴールで逆転に成功。しかし、ラストプレーで追いつかれ痛み分けに。

 ヴァイラー監督は、1点差に詰め寄り残り10分弱になったところから、守備的な選手を下げて次々と攻撃的な選手を投入する思い切った交代策に。逆転までをお膳立てした成果があった一方で、ラストプレーのCKの場面ではマークが徹底できず同点弾を許す結果に。短い出場時間のなかで、J1通算50得点目を決めた土居と、J1初ゴールの染野を高評価。また、鈴木と上田は相手に対応されて苦しむ時間帯もあったなかで、きっちりと仕事をこなし、様々なポジションを務めた和泉なども含めて見事な活躍だった。だが勝利につながらなかったため、及第点止まりとした。チームが息を吹き返す反撃の1発を決め、攻守で存在感を放った樋口はチーム内最高の「7」に。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


鳥栖――藤田、小泉がいぶし銀の働き




【鳥栖|採点】

ファン・ソッコ 5.5
小泉 慶 7


【鳥栖|寸評】
 31分に田代のゴールで先制すると、以降は理想通りの展開で、リードを3点に広げる。しかし昨季までの10番・樋口にゴールを許すると、流れが一変。ホームチームに攻め込まれて、同点とされる。それでも、ラストプレーのCKから田代がこの日2点目を決め、勝点1を持ち帰った。

 チームとして4失点も、GK朴はファインセーブも披露。2ゴールの田代はメンタル面や空中戦で強さを発揮したが、守備面でやや物足りなかったか。指揮官が「勝点1はポジティブ。最後に追いつけたのはチームとしての財産」と語るように、真っ向勝負に徹し、敵地で勝点1を掴んだ鳥栖からMOMを選出。試合を通して、いぶし銀の働きを見せていたふたりで迷い、1ゴールの小泉も捨てがたいものの、CKで一瞬の隙を見逃さず、直接狙い最後の同点弾を作り出した点を評価し、藤田とした。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)




◆【J1採点&寸評】鹿島4ー4鳥栖|アディショナルタイムに3点が生まれる激闘! MOMはラストプレーの同点弾を演出した藤田!(サッカーダイジェスト)





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