サークル・ブルッヘ所属の日本代表FW上田綺世(23)は、今月24日のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)開幕節・ウェステルロー戦で先発出場する可能性があるようだ。19日、ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。
上田綺世は今月1日、明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズからサークル・ブルッヘへ完全移籍。9日の練習試合・OGCニース戦でデビューすると、16日の練習試合・FCVデンデル(ベルギー3部)戦ではスタメン出場。1-0で迎えた23分にペナルティエリア手前からミドルシュートを放ち、豪快にゴールネットを揺らしていた。
『VOETBAL』はサークル・ブルッヘの現有戦力に関する特集記事を掲載。新戦力の上田綺世について「ウエダは鹿島アントラーズで47ゴールと、すでに極めて美しい数字を残している。そのため、彼には圧倒的に多くのことが期待されている」と高く評価している。
またサークル・ブルッヘは、リーグ開幕戦に「4-3-3」のシステムで臨むとみられる。その中『VOETBAL』は、上田綺世がトーゴ代表FWケビン・デンキー(21)とのポジション争いを展開するとした上で、前線3トップの中央で先発出場すると予想した。
なおサークル・ブルッヘは今夏の移籍ウィンドウで、上田綺世の他にSCフライブルクからストライカーのU20ドイツ代表FWエミリオ・ケーラー(20)を獲得している。上田綺世がケーラーやデンキーとのポジション争いで優位に立てるか注目が集まる。
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