明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズ元監督であるジョルジーニョ氏は、Jリーグクラブから監督就任のオファーを受けていたようだ。22日、ブラジルメディア『sagres』が伝えている。
ジョルジーニョ氏は昨年4月にブラジル1部アトレチコ・ゴイアニエンセの指揮官に就任したものの、わずか1カ月で解任。昨年7月からおよそ6か月間クイアバECを率いると、5カ月以上の無所属期間をへて今年5月にアトレチコ・ゴイアニエンセ監督に復帰している。
そんなジョルジーニョ氏については今年2月、Jリーグ復帰を望んでいることを理由にECジュベントゥージからのオファーを断ったと、ブラジルのラジオ局『Radio Caxias』が伝えていた。
『sagres』の報道によると、同氏のもとにJリーグクラブからオファーが届いていたとのこと。金銭面でアトレチコ・ゴイアニエンセよりも好条件だったが、本人は引き続きアトレチコ・ゴイアニエンセで指揮を執ることを望んでいるという。
なおジョルジーニョ氏はブンデスリーガ(ドイツ1部)のバイエル・レバークーゼンやバイエルン・ミュンヘンでプレーした後、1995年から4シーズンにわたり鹿島アントラーズでプレー。1996のJリーグや1997年のナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)など複数のタイトル獲得に大きく貢献していた。
また、2012年には監督として鹿島アントラーズに復帰。J1リーグでは11位という成績に終わったものの、ナビスコカップとスルガ銀行チャンピオンシップで優勝。ただ、鹿島アントラーズ指揮官を1年で退任すると、その後は母国ブラジルの複数クラブを渡り歩いている。
◆鹿島ジョルジーニョ元監督にJリーグ勢オファーか。本人の意思に変化も(FOOTBALL TRIBE)