日本代表のFW上田綺世(24=セルクル・ブリュージュ)が21日、合宿が行われているドイツ・デュッセルドルフで取材に応じた。ベルギー移籍後「海外組」として初めて代表活動に参加。「ベルギーで強度の高い中でやっていることで自分の成長を感じられる。ここ(代表)で何ができるかが一番大事。そこはぶれずにやっていきたい」と意気込みを語った。
ベルギー2部で今季はここまで9試合で2得点。序盤はチームメートとの意思疎通やサッカースタイルの違いから苦労したというが「移籍してまったく違うサッカーの中でプレーしているのは経験値になっている。かみ合わないスタイルだったりもあるが、引き出しを増やす刺激にはなっている」と手応えもつかんでいる。
A代表ではいまだ無得点。W杯メンバー入りに向けて2試合の国際親善試合ではゴールが求められる。「どんな戦術であれ、あくまでFWなので本質は点を獲ること。そこは絶対にやっていきたい」と意気込みを語った。
◆上田 ベルギー移籍後「海外組」で初の代表活動、成長実感 ゴールに意欲満々(スポニチ)