責任企業の有無やスタンスなども影響。
Jリーグが発表したクラブ経営情報をもとに、2021シーズンのJリーグ全57クラブのスポンサー収入の前年比増減額ランキングをまとめた。
あくまでも参考資料の一つと言え、責任企業の有無やスタンスなども影響している。それでもコロナ禍2年目、各クラブの意向や狙い、頑張りなども感じ取ることができる。
1位は川崎フロンターレで、プラス7億8300万円。しかも王者として、リーグ連覇を達成している。
2位は鹿島アントラーズの4億5000万円増、3位は徳島ヴォルティスの4億4700万円と続く。
9位SC相模原のプラス1億5100万円、11位モンテディオ山形の1億4200万円増、12位ブラウブリッツ秋田の1億2200万円増、14位Y.S.C.C.横浜の1億1400万円増と、全体の額としては決して多くはないものの、健闘ぶりが光っている。
一方、シーズン途中に鎖骨スポンサーが変更された横浜F・マリノスだが、マイナス5億3000万円と減額幅が最も大きかった。
2021シーズン(年度)のJリーグ全57クラブのスポンサー収入増減額ランキングは次の通り。
◎2021年Jリーグ全57クラブ スポンサー収入増減額ランキング
(単位:百万円)
順位 チーム 2020 2021 前年増減額 全体のランキング
1 川崎 2,097 2,880 +783 4
2 鹿島 2,061 2,511 +450 6
3 徳島 1,157 1,604 +447 16
4 C大阪 1,699 1,994 +295 10
5 東京V 672 942 +270 26
6 FC東京 2,284 2,497 +213 7
7 広島 1,593 1,779 +186 13
8 町田 937 1,099 +162 22
9 相模原 265 416 +151 40
10 浦和 3,750 3,898 +148 1
11 山形 558 699 +142 31
12 秋田 266 388 +122 44
13 湘南 1,108 1,229 +121 20
14 YS横浜 22 136 +114 57
15 名古屋 3,424 3,534 +110 2
16 柏 2,893 2,987 +94 3
17 鳥栖 558 652 +94 32
18 仙台 1,015 1,104 +89 21
19 北九州 421 500 +79 35
20 長野 354 432 +78 39
21 長崎 1,182 1,240 +58 19
22 福岡 747 803 +56 27
23 藤枝 222 274 +52 49
24 鹿児島 356 400 +44 42
25 琉球 204 248 +44 50
26 八戸 123 167 +44 55
27 岩手 424 467 +43 37
28 鳥取 118 159 +41 56
29 金沢 275 313 +38 48
30 新潟 920 954 +34 25
31 栃木 464 495 +31 36
32 磐田 1,828 1,855 +27 12
33 今治 525 552 +27 33
34 富山 382 409 +27 41
35 G大阪 1,898 1,923 +25 11
36 水戸 291 313 +22 47
37 愛媛 376 395 +19 43
38 京都 1,521 1,534 +13 17
39 神戸 1,669 1,681 +12 14
40 横浜FC 1,078 1,085 +7 23
41 群馬 319 323 +4 45
42 福島 169 172 +3 54
43 熊本 321 319 -2 46
44 岡山 762 757 -5 29
45 甲府 725 718 -7 30
46 讃岐 207 198 -9 51
47 沼津 204 191 -13 53
48 松本 996 968 -28 24
49 山口 568 529 -39 34
50 岐阜 534 465 -69 38
51 清水 2,753 2,683 -70 5
52 大分 862 758 -104 28
53 大宮 2,452 2,281 -171 8
54 千葉 1,906 1,655 -251 15
55 札幌 1,736 1,445 -291 18
56 横浜FM 2,727 2,197 -530 9
─ 宮崎 ─ 197 – 52
◆【J全57クラブ】スポンサー収入増減額ランキング。3位徳島、2位鹿島、1位は“王者”約8億円プラス! 相模原、山形、秋田、YS横浜が健闘(サカノワ)