「やっぱり凄いなとリスペクトもしています」
J1リーグ鹿島アントラーズのDF安西幸輝が1月25日、キャンプ地の宮崎県宮崎市でオンライン取材に応じて、これまでの手応えなどを語った。
そのなかでカタール・ワールドカップ(W杯)に出場した36歳の長友佑都についても話題に。日本代表では同じ左サイドバックとして、チームメイトとして、そしてライバルとして、しのぎを削ってきた。安西がレギュラーの座を掴みかけた時期もあったが、東京オリンピック世代の台頭もあり、メンバー入りはならなかった。
W杯期間中から今なお話題になっている“ブラボー”長友について、安西は次のように語った。
「今回のワールドカップは目指していましたし、(長友)佑都くんとは(日本)代表で一緒にやっていた時期もありました。凄さは近くで見ることで分かる部分もあります。あのような選手がワールドカップのピッチ内外で活躍しているのを見ると、すごく悔しい部分もあるし、やっぱり凄いなとリスペクトもしています」
そのように左サイドバックの“大先輩”について悔しさとともに、憧憬も口にしていた。
今年5月に28歳になるディフェンダーは、オフにはスプリントのトレーニングや脱臼をした肩へのケアに時間をかけた。そのなかで食事制限による減量にも努めて、体重を3キロ減らしたそうだ。減らしすぎると今度はパワー不足にもなりかねないため、ここから調整していくということだ。
◆“ブラボー”長友佑都へ、鹿島DF安西幸輝が語った憧憬と悔しさ。日本代表で左SBの座を争う(サカノワ)