リーグには誤表示の原因だけではなく、何故鹿島が0-1で負け、鈴木優磨選手がレッドカードで退場と表示されていたのかの原因までの説明を求めて抗議します。
— 小泉 文明/Fumiaki Koizumi (@Koizumi) June 7, 2023
前回の協会の審判委員会での発言はじめ、あまりにもリスペクトにかける出来事が多く、とても残念な気持ちです。 https://t.co/zRpm10L3uL
誤ったスコアや試合経過のまま、約4時間、一般に公開され続ける。
Jリーグは6月7日、Jリーグ公式ホームページにて試合結果など誤情報が配信された問題について謝罪し、再発防止に努めると方針を示した。
一部の試合の結果や経過などダミーのテキストが13時30分頃から16時40分頃まで約4時間にわたり掲載され続けた。このうち天皇杯2回戦の鹿島アントラーズ対Honda FC戦では試合開始前の段階で、スコアはHondaの「1-0勝利」、そして試合開始5分に鈴木優磨が一発レッドカードで退場処分と表示され続けた。
鹿島の小泉文明社長(メルカリ社 取締役President[会長]兼任)は6月7日、自身のツイッター(@Koizumi)で、次のようにJリーグに対し抗議する意思を示した。
「リーグには誤表示の原因だけではなく、何故鹿島が0-1で負け、鈴木優磨選手がレッドカードで退場と表示されていたのかの原因までの説明を求めて抗議します。前回の協会(日本サッカー協会)の審判委員会での発言はじめ、あまりにもリスペクトにかける出来事が多く、とても残念な気持ちです」
近年はリーグにあらゆる機能と権力が一括して集中し、投資やキャンペーンなど重要事項も「Jリーグ」主導で行われている。そのメリットもあれば、デメリットも存在し、本来地域色のあるべきクラブそれぞれの独自性、取り組みが失われつつもある。また、リーグに意見をしにくくなっているとも耳にする。様々な背景から表出した一つが今回の問題とも言え、小泉社長は明確に抗議のスタンスを示している。
◆鹿島の小泉社長がJリーグに抗議へ「何故鹿島が0-1で負け、鈴木優磨選手がレッドカードで…」。公式サイト誤表示問題(サカノワ)