鹿島アントラーズにJ2ヴァンフォーレ甲府から移籍加入したDF須貝英大(24)が26日、チームに合流し取材に応じた。
甲府では主将を務め、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を控えた中で移籍を決断。須貝は「鹿島のスタイル、鹿島が目指すものが自分のプレースタイルにマッチしていて、日本でも高いレベルにある。より厳しいところに身を置くことで、自分の成長につながると強い覚悟を持って決めました」と話した。
天皇杯で2度、鹿島と対戦し、昨年は優勝。今年は鹿島をPK戦の末に下し勝ち残っている。鹿島で印象に残った選手としてFW鈴木優磨を挙げ「守備の選手なので鈴木優磨選手はすごいなと感じました。勝利に対する姿勢はすごいし、プレーでも常に相手の嫌がることをして、大事なところでゴール前にいる。すごいと感じました」と明かした。
この日は筑波大との練習試合に出場し「まだまだ。夏に加入した以上、すぐに勝利に貢献しないと。練習試合の出来は満足していないが、リーグ再開までいい準備をしていきたい」と意欲を見せた。
自身の特長を「1対1で負けないこと」と即答する。「鹿島は常勝軍団。軽い気持ちで入ってスタメンを取れるチームではない。強い覚悟を持って本気でやらないと伝統あるクラブでスタメンを取るのは簡単ではない。強い覚悟を持ってスタメンで活躍できるようにやっていきたい」と、何度も「覚悟」の言葉を口にした。
◆【鹿島】J2甲府から加入のDF須貝英大が合流「強い覚悟を持って来た」常勝軍団の一員へ(ニッカン)