「自分たちの良さをそのままに、さらに一つ二つレベルアップできると感じている」
[J1 27節] 鹿島 – C大阪/2023年9月16日18:00/県立カシマサッカースタジアム
J1リーグ鹿島アントラーズの樋口雄太が9月14日、オンラインによる取材に応じて、2日後のホームでのセレッソ大阪戦に向けて抱負を語った。
ルヴァンカップは準々決勝・名古屋グランパス戦を延長戦の末に、トータルスコア2-3で落とした。樋口は「タイトルをまた一つ失ったので、リーグに懸けるしかありません。リーグ戦では優勝できるチャンスが残るなか、目の前の1試合が大切。そのように頭を切り替えて取り組んでいます」と前を向く。
「試合の入りに失点し、その課題が残りました。カップ戦ではそこがすごく大事でした。(C大阪戦は)ホームでやれるということで、サポーターの力を借りて、勢いを持って、いい試合の入りができれば、必ず勝利できると思っています。みんなで勝ちに行く姿勢を見せたいです」
また、このほど加入した日本代表としてワールドカップ2大会連続出場した柴崎岳について、「自分たちのもともとあった良さをそのままに、岳くんが加わったことで、一つ二つレベルアップできると感じています。そこはすごく楽しみにしています」と歓迎する。
中盤で二人が並ぶような形でプレーする機会も増えそうで、樋口も刺激を受けていると言う。
「岳くんが入ったことで、縦パスが通るなど、今までになかったプレーが増えて刺激を受けています。勝つための手段が増えるのは、自分としては楽しみ。岳くんとの連係はこれから上げていきますが、そこが合ってくれば、すごく楽しみなチームになっていくと思っています」
「一つのパスを取っても、プレーの質が高く、なおかつスピーディ。前向きなプレーが多いのは、とても刺激を受けます。ボールの置きどころが上手く勉強になります。学ばないといけないところはすごくあります」
その柴崎のリーグ戦“鹿島復帰”デビューもあり得る、次節のホームでのセレッソ大阪戦。樋口は「攻撃陣がすごく強力。勢いを持たれてしまうと、なかなか自分たちのゲームにするのは難しくなります。試合の入りで、相手の勢いを削ぎ、自分たちのやりたいことをやれれば、相手のやりたいことを消せるので、そういう試合にしたいです」と、立ち上がりのバトルを一つ重要なポイントに挙げていた。
◆【鹿島】樋口雄太が語る『柴崎岳効果』と『C大阪対策』。「勢いを持ち、いい試合の入りができれば、必ず勝利できる」(サカノワ)
『岳君が入った事で、縦パスが通るなど、今までになかったプレーが増えて刺激を受けています。勝つための手段が増えるのは、自分としては楽しみ』
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) September 14, 2023
◆ #樋口雄太 が語る『柴崎岳効果』と『C大阪対策』。「勢いを持ち、いい試合の入りができれば、必ず勝利できる」(サカノワ) https://t.co/56QQoBlx1r pic.twitter.com/FHBCPivGTQ