U-23日本代表は22日、国際親善試合でU-23マリ代表と対戦。開始2分に平河悠のゴールで先制に成功するも、3失点を喫し、1対3で逆転負けとなった。試合後、U-23日本代表FW染野唯月(東京ヴェルディ)がミックスゾーンでメディア取材に応じた。
1-1の同点で前半を折り返したあと、後半開始からピッチへ投入された染野は、「良いところと、良くなかったところが見えた」と、課題と収穫の両面を感じたと試合だったと振り返った。
具体的には、ボールを受ける位置取りをもっと工夫できれば良かったと話し、「攻撃になったとき、ビルドアップのときに、もっと早く相手の嫌なところでボールを受けることができれば、もっと攻撃のリズムが生まれると思った」と反省を口にした。
ただ、「自分の特長としてはゴール前で仕事をする部分」とストライカーとしての矜持も覗かせ、「ゴール前に入っていく回数に関しては今日の試合は増やせたかなと思う」と、一定の手応えも口にしていた。
1-3という悔しい結果に終わったが、「次につなげたい」と前を向いていた染野。次戦は25日(月)、『北九州スタジアム』でマリと同じくパリ・オリンピックの出場権を獲得しているU-23ウクライナ代表との試合に臨む。
◆染野唯月、マリ戦は課題と収穫を得る試合に「もっと早く相手の嫌なところでボールを受けることができれば…」(サッカーキング)