鹿島は15日、ルヴァン杯1次ラウンド2回戦の八戸戦(17日、プラスタ)に向けて鹿嶋市内で調整した。
今季からルヴァン杯の大会方式は大幅変更され、J1~J3の全クラブに門戸が開かれた。1次ラウンドは一発勝負のトーナメントで、J1勢は17日の2回戦から登場する。MF土居聖真は初戦を前に「タイトルを獲るには足元の1試合から始まる。この1試合がなければタイトルも何もない。勝つことが大事」と決意表明。一戦必勝の姿勢で2015年以来9年ぶりの優勝を目指す。
この日の戦術練習では、MFミロサヴリェヴィッチやFW師岡柊生らリーグ戦で出番の少ない選手も主力組でプレーした。八戸戦から中2日でアウェー鳥栖戦も控える中、新戦力の台頭にも期待が膨らむ。来日初先発を目指すミロサヴリェヴィッチは「コンディションは日々上がっている。時差ボケにも慣れた」と臨戦態勢。前節の京都戦で途中出場から決勝ゴールを演出した師岡は「メンバーが変わっても同じようにできるように。一人一人が意識をしてやれば勝利につなげられる」と気合十分だった。
土居は「11人、18人だけでは1年間戦っていけない。いろんな選手が最大限の力を発揮することがチームのためになる」と総合力を高めていくことを誓った。
◆鹿島MF土居聖真「タイトルは足元の1試合から」17日にルヴァン杯初戦(スポニチ)