3位の鹿島アントラーズのポポビッチ監督(56)が18日、首位ヴィッセル神戸戦(19日、カシマスタジアム)を前にオンライン取材に応じ、連戦ながら最善の準備が整ったことに自信をのぞかせた。
12日はホームで東京ヴェルディに3-0から追いつかれ勝ち点1に終わった。だが、失意のドローから中2日、敵地で臨んだ上位のサンフレッチェ広島戦では3-1で快勝した。次は中3日での首位との対戦となる。
前2試合に、ポポビッチ監督は「(東京Vに)引き分けて、全員が負けたようなとらえ方をしている。我々は手中の勝ち点は1ではなかった。その悔しさを持ち、次に生かそうと本気で思えたから取り返せた」と振り返る。「急にプレーが良くなることは存在しないことを学んだ。試合を重ねるごとに、意識の部分も良くなっている。私が求めているレベルには達していないが成長している。高いモチベーションを持って楽しみながら前進していくことが大事」と日々のと積み上げを強調する。短い準備期間にも「いい雰囲気で練習できたし、明日のピッチでいい姿を見せられる。全員がチームのために、クラブのために全力を出し切るだけ」と上位相手の連勝を見据えている。