鹿島のDF植田直通(29)が17日、首位・神戸戦(19日、カシマ)でのリベンジを宣言した。
昨季の神戸戦は2戦2敗。1―5で大敗した昨年4月15日の一戦は、28年ぶりにホームで5失点する屈辱だった。「自分たちより上にいる相手で、なおかつ去年、自分たちが2敗している相手。絶対に勝たなければいけない試合というのは誰もが分かっている。全員で去年の悔しさをぶつけたい」。勝てば王者に勝ち点で並ぶ前半戦のヤマ場。「優勝するためにもこの勝利は必要。総力戦で戦って絶対に勝ちたい」と鼻息は荒い。
会心の勝利を挙げた15日広島戦の勢いも味方につける。この日は鹿嶋市内のクラブハウスで約1時間の調整。中2、3日で試合が続く過密日程の3戦目だが、植田は「前節勝ったこともあり、みんな凄くコンディションはいい」と強調した。
自身はCKから2戦連続で得点中。「セットプレーはキッカーが全て」とMF名古新太郎(28)のアシストに感謝を示し、「自分が点を取っていることによって周りの選手が生きてくる。いろんなパターンを持って挑めれば」とイメージを膨らませていた。
◆鹿島DF植田直通 昨季2敗の王者にリベンジを「全員で悔しさをぶつけたい」19日神戸戦(スポニチ)
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