5月5日の「こどもの日」にアスリートたちが少年少女時代を振り返ります。
気付いたらサッカーを始めていました。田んぼや道路、場所さえあればボールを蹴りました。遊びはずっと外。室内では全く遊びませんでした。
心配した親が(ニンテンドー)DSを買ってきたくらい(笑い)。それだけサッカーが楽しかったんです。5歳から小3くらいまで下駄を履いて過ごしました。父の方針です。それが当たり前だと思っていました。バランス感覚は確実に身に付いたと思います。
当時は1人で練習することも多く、無意識に考えながら工夫していました。今は情報がたくさんある時代。良い面もあるけれど、自分で考える力が少なくなっていると感じます。この練習にはどういう意味があるんだろうと、常に疑問から入ることが大事だと思います。
◆【こどもの日企画】佐野海舟(サッカー日本代表、鹿島MF) 下駄でバランスを磨いた(スポニチ)