MF三竿健斗【6・0】後半28分IN。2―1で投入され、2―1で試合を終えたのだから、役割を十分に果たしたと言える。それがなかなか難しいチームだったので
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◆【採点&寸評】鹿島3位浮上、いろいろあったが勝利が全て 3選手が7・0評価、MOMは先制点起点の…(報知)
◆明治安田J1リーグ▽第24節 鹿島2―1FC東京(20日・カシマスタジアム)
鹿島は接戦を制し、FC東京を2―1で下した。MF名古新太郎が先制点、DF濃野公人が決勝点を決めた。この1週間、いろいろあったが、勝ったことが全てと言えるだろう。
採点と寸評は以下の通り。
ポポヴィッチ監督【6・5】ここで負けたら「ずるずる」もあり得た。マリノス戦の大敗から、見事にチームを蘇らせた
GK早川友基【6・0】ポロッとしそうになる場面もあったが、右手1本のセーブで守護神の仕事
DF濃野公人【6・5】失点に絡んだとなれば、持ち前の攻撃力は負けん気で倍増。見事な決勝点。1年目で24試合6得点はFWだとしても未来が明るい。DFなのだから、もうキラッキラのピッカピカである
DF植田直通【6・5】上から叩き下ろす空中戦、足をしならせて奪い取る地上戦で相手センターラインに仕事をさせず
DF関川郁万【7・0】名古の先制点は、関川の下腹部ブロックから始まった。その後も綻びを見せず、ゴール前で威風堂々。MOM
DF安西幸輝【6・5】シュートモーションに近いダイナミックな展開が決勝点の起点に
MF知念慶【6・5】今日も今日とてデュエル王。あの警告は…。その完璧なスライディングはボランチ歴半年にはまだ早い、的な?
MF柴崎岳【6・5】先制点の場面は、中央に通したことで一気にチャンスとなった。試合を重ねるごとに、前4枚と呼吸が合ってきている
MF名古新太郎【7・0】1ゴール1アシスト。角度のないところからファーサイドを射抜き、太ももでのワンクッションで決勝点もお膳立て
MF師岡柊生【7・0】極端な話、師岡の半径5m以内にテキトーにボールを蹴り込めば、7割ぐらいは何とかしてくれるだろう。確かな技術とキープ力はこのチームに不可欠
FWチャブリッチ【―】前半11分OUT。ただただ軽症であることを祈るばかり
FW鈴木優磨【6・5】決定機は生かせなかったが、存在そのものが脅威となっていた
MF仲間隼斗【6・5】前半11分IN、後半37分OUT。こんなにポジティブな「インアウト」も珍しい。急な出番にも動じず、戦い抜いた上で堂々とピッチを去る
MF樋口雄太【6・0】後半28分IN。序盤戦は監督の意向と合わないプレーになってしまうことも多かったが、今は全てが忠実。控えではあるが信頼は厚い
MF三竿健斗【6・0】後半28分IN。2―1で投入され、2―1で試合を終えたのだから、役割を十分に果たしたと言える。それがなかなか難しいチームだったので
MF藤井智也【6・0】後半37分IN。押し上げることで相手を押し下げる役目をこなす。もしチャブリッチが離脱となれば、和製チャブリッチになってもらわなければ
FW徳田誉【6・0】後半37分IN。大器の片鱗っぷりは随所に。今季中に決めるのではないか
山本雄大主審【4・5】試合前夜、鹿(しか)に襲われる夢でも見たのだろうか?
試合前のゴール裏ビッグフラッグたち【―】素晴らしい上下動だったが精彩を欠く場面も。相手に寄せられた時の安西ぐらい、落ち着きたいところ
※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ(採点・岡島 智哉)