日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年10月8日火曜日

◆日本代表・FW上田綺世、サウジ戦に向け合流 好調をキープしW杯アジア最終予選の大一番へ(サンスポ)






上田は6日のオランダ1部・トウェンテ戦で今季2点目となる先制ゴールを挙げ、2-1の勝利に貢献。好調を維持してC組最大のライバルとの一戦に臨む。


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◆日本代表・FW上田綺世、サウジ戦に向け合流 好調をキープしW杯アジア最終予選の大一番へ(サンスポ)






【ジッダ(サウジアラビア)7日=山下幸志朗】10日(日本時間11日未明)の2026年W杯アジア最終予選C組第3戦・サウジアラビア戦に向け、日本代表選手が続々と当地入り。FW上田綺世(26)=フェイエノールト=も合流した。上田は6日のオランダ1部・トウェンテ戦で今季2点目となる先制ゴールを挙げ、2-1の勝利に貢献。好調を維持してC組最大のライバルとの一戦に臨む。

イスラム教の聖地・メッカの玄関口となっているジッダに、FW上田がサングラス姿で現れた。気温35度超で強烈な日差しが照りつける中、同便のGK大迫とともに到着ロビーに姿を現すと、大きな荷物を押しながら足早に空港を後にした。

自信を胸に代表戦に突入する。合流前最後の試合となったトゥエンテ戦では前半28分に貴重な先制点。左クロスを頭で合わせた。「相手にペースを握られている中でゴールを決めた。自分自身もその後プレーしやすくなったし、チームとしても大きな1点だった」。2シーズン目を迎えたオランダでの充実ぶりをうかがわせた。

エースのヒメネスが負傷離脱したことで、9月28日の前節から先発起用が続いている。2日の欧州チャンピオンズリーグ・ジローナ(スペイン)戦ではPKを失敗したが、悪いイメージを払拭して敵地に乗り込んだ。

日本は初のW杯アジア最終予選開幕3連勝がかかるが、敵地でのサウジアラビア戦は過去3戦全敗と嫌なデータもある。いずれも0-1で敗戦。勝ち点の獲得どころか、ネットを揺らしたことすらないという〝鬼門〟で、当日も暑さと完全アウェーの大観衆が予想される。

「連戦で体が重かったり、きつい時間帯があったりするが、試合数が多い中でも勝ち続けていくことが必要」

6日の試合後、上田はストライカーとしての覚悟を口にした。9月のバーレーン戦では敵地で相手サポーターにレーザーポインターを照射されるなど妨害を受けながらも、2得点でチームを勝利に導いた。どんな環境にも屈しないエースが再び、中東の地で躍動する。


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