「意図は分かっていたし、どんどん前へ行こうと。そこはチームとしてできていたし、後半のほうがチャンスは明らかにありました。ゴールできたら一番良かったですが、そこは悔しかったです」
「前半見ていても、ラインが高かったし、一発抜けられればあるかなというのはありました。あとは周りとの兼ね合いと言いますか、もうちょい目と目が合えばという感じです」
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◆【鹿島】復帰した田川亨介「得点できなかったことが一番悔しい」「もうちょい目と目が合えば」(サカノワ)
中後体制、三度目のスコアレスドロー。「チャンスメイクも増やしていきたい」
[J1 29節]京都 0–0 鹿島/2024年11月17日14:00/サンガスタジアム by KYOCERA
負傷により離脱していたJ1リーグ鹿島アントラーズの田川亨介(Kyosuke TAGAWA)が11月17日に行われた順延分の京都サンガF.C.戦、後半開始からピッチに立ち、8月25日の東京ヴェルディ戦(●1-2)以来となる復帰を果たした。
その間にランコ・ポポヴィッチ前監督から中後雅喜監督への指揮官交代劇も起きた。そして今回、リーグ戦では最長となる後半45分間のプレータイムを得た。
中後監督の期待の表われでもある。しかし惜しいシュートも放ったが、なかなかゴールに向かういいポジションを取れず、味方からのパスも限られた。
スコットランド1部ハート・オブ・ミドロシアンFCから今夏加わった25歳のアタッカーは京都戦のあと、「得点できなかったことが一番悔しいです。チャンスは作れていて、パスをもらえていればという場面も何度かあったので、そこはコミュニケーションを取りながら、ボールが集まるように工夫していきたいです」と振り返った。
後半開始から出場機会を得たが、期待されたゴールは奪い切れなかった。
「意図は分かっていたし、どんどん前へ行こうと。そこはチームとしてできていたし、後半のほうがチャンスは明らかにありました。ゴールできたら一番良かったですが、そこは悔しかったです」
「前半見ていても、ラインが高かったし、一発抜けられればあるかなというのはありました。あとは周りとの兼ね合いと言いますか、もうちょい目と目が合えばという感じです」
中後体制になって、川崎フロンターレには3-1の快勝を収めたが、あと3試合はいずれもスコアレスドローである。
鹿島の背番号「11」を託されただけに、田川には残り2試合、勝利をもたらすゴールが待望される。このまま終わるわけにはいかない。
「自分のチャンスは1本しかなかったので、チャンスメイクも増やしていきたいです。得点が少ないので、自分はゴールを決められなければ、他には何もないので、貪欲に要求してやっていきたいです」
鹿島は11月30日にアウェーでセレッソ大阪と対戦し、そして12月8日にホームでFC町田ゼルビアと今季リーグ最終戦を戦う。