日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年3月24日木曜日

◆パリ五輪世代のU21日本代表が初陣を勝利で飾る! 荒木から小田のホットラインで決勝点(サッカーキング)






 大岩剛監督の下でパリ五輪を目指すことになるU-21日本代表が23日、UAEで行われているU-23ドバイカップの初戦に臨み、U-23クロアチア代表相手に1-0で勝利した。

 日本は、MF藤田譲瑠チマ(横浜FM)がキャプテンマークを巻き、FW鈴木唯人(清水)をトップ下気味に配したシスタムでスタート。日本と同じく21歳以下のメンバーを中心に編成されているクロアチア相手に、右サイドのMF甲田英將(名古屋)、左サイドのMF斉藤光毅(ロンメル/ベルギー)らを中心とした攻撃で序盤から圧倒した。

 試合開始直後の1分、左サイドの高い位置でボールを持った斉藤がカットインから右足を振り抜いてファーストシュートを放つと、2分にはゴール正面でボールを持った甲田が左足でシュートを放ったが、これはGKにキャッチされる。さらに右サイドの甲田を起点に攻撃を仕掛け、最後はゴール正面の位置から藤田がミドルシュートを放ったが、枠を捉えきることはできなかった。

 その後も、18分にDF西尾隆矢(C大阪)からの縦パスを起点に左サイドを崩し、最後はボックス中央からFW鈴木がシュートを放ったが、これはGKがセーブ。22分には、ボックス右に進入した斉藤がドリブルでクロアチアDF陣を翻弄。縦への持ち出しからゴール前にクロスを上げ、FW藤尾翔太(徳島)がヘッドで合わせたが、GKの正面を突いてしまう。

 結局、前半を通してボールを支配し、9本ものシュートを放った日本だったが、得点を奪うことができないままハーフタイムへ。日本は後半から、前日に合流したばかりのDF半田陸(山形)に代えて、ドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフでデビューを飾ったDF内野貴史を投入。後半の序盤には藤尾が立て続けに決定機を迎えたが、好機を生かしきれなかった。

 日本は65分にFW小田裕太郎(神戸)、MF松木玖生(FC東京)、MF松村優太(鹿島)の3選手をピッチに送り出すと、73分にはFW荒木遼太郎(鹿島)を投入。その荒木が裏を狙うパスなどで攻撃にアクセントをつけ始め、81分に細かいパス交換からボックス中央に走り込んだ小田が荒木からの浮き球を受け、トラップでGKをかわして無人のゴールにボールを流し込んだ。

 待望のゴールを奪った日本だったが、最後のカードを切った直後の86分に小田が負傷し、残り時間を10人で戦うことに。しかし、対するクロアチアも直後にマルコ・ハヌリアクが2枚目のイエローカードで退場となり、数的同数となった。結局、試合は1-0のまま終了となり、日本が初陣を勝利で飾ることに成功した。

 日本は今後、26日にU-23カタール代表と、29日には順位決定戦に臨む予定となっている。

【スコア】
U-21日本代表 1-0 U-23クロアチア代表

【得点】
1-0 81分 小田裕太郎(U-21日本代表)

【U-21日本代表】
GK:鈴木彩艶
DF:半田陸(46分 内野貴史)、馬場晴也、西尾隆矢、成瀬竣平(86分 加藤聖)
MF:甲田英將(65分 松村優太)、田中聡(65分 松木玖生)、藤田譲瑠チマ、斉藤光毅(65分 小田裕太郎)
FW:鈴木唯人、藤尾翔太(73分 荒木遼太郎)


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◆パリ五輪世代のU21日本代表が初陣を勝利で飾る! 荒木から小田のホットラインで決勝点(サッカーキング)





◆「日本の攻撃の希望」大迫不在の森保J、豪州戦での上田綺世の抜擢に海外注目!「FWはウエダが継承する」(サッカーダイジェスト)






「今季のJリーグでは最も多くのシュートを放っている」


 ワールドカップ・アジア最終予選、オーストラリア戦が目前だ。この試合で勝点3を得ることで、グループ2位以内が確定、日本のW杯7大会連続出場が決まる。

 だが、本大会出場を決する大一番を前に、相次ぐ主力の離脱というアクシデントに見舞われている。負傷により辞退となった大迫勇也、酒井宏樹という不動のレギュラー2人に加え、セルティックで結果を出している前田大然もコンディション不良による不参加が発表された。

 特に、センターフォワードとして出場を続けてきた大迫は貴重な場面で得点を上げるなど、チームの核としての役割を果たしてきた。今予選、一貫して固定メンバーでスタメンを組んできたこともあり、最終局面での大黒柱の不在は、大きな不安要素と言わざるを得ない。

 だが、危機感に覆われる日本代表に対し、海外メディアでは一人の選手の名前が期待とともに挙げられている。ブラジルのメディア『globo』では、Jリーグの特集記事を配信しており、その中で鹿島アントラーズの上田綺世を「日本の攻撃の希望」として伝えている。

 記事では「負傷離脱が続く日本代表のセンターフォワードは、ユウヤ・オオサコの後継者とみられる、アヤセ・ウエダが継承することになりそうだ」として、上田の先発出場を予想。さらに、ここまでのJリーグでの活躍にも触れながら「2021年も素晴らしい結果を残しており、今シーズンも5試合で3ゴールと好調なスタートを切っている。今季のJリーグでは最も多くのシュートを放っている」と、その理由を綴っている。

 同メディアが報じている通り、リーグ戦ここまで3得点と開幕から好調を維持している。特に3月19日の湘南ベルマーレ戦では、3人に囲まれながらも豪快なロングシュートでネットを揺らしており、スケールの大きなゴールは、日本代表でも得点源となる予感を抱かせるものだった。

 記事の中でも「土曜日の試合では、代表チームにとって彼が重要な武器であることを示すゴールを決めた」と、湘南戦でのゴールを評しており、「主力のフォワードを欠く中、アントラーズで輝きを放つウエダがチャンスを得るだろう」として、オーストラリア戦への見込みを述べている。

 最も重要なゲームでの抜擢が予想されている上田。これまで世代別の国際大会でも大きな期待を背負ってきた23歳は、日本サッカーの新たな希望としてW杯に導く存在となれるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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2022年3月23日水曜日

◆大岩監督から感じたカシマイズム…荒木遼太郎「鹿島のミーティングで言っていることと一緒だな」(ゲキサカ)






 大岩剛監督の下でサッカーをやる。入団すると同時に監督交代となったために鹿島アントラーズで叶えることは出来なかったが、代表チームで指導を受けることになる。「ミーティングで言っていることが鹿島のミーティングとかで言っていることと一緒だなと思った」。ドバイの地で触れた“カシマイズム”にFW荒木遼太郎も思わず苦笑いだった。

 海外組も招集される“本気メンバー”の今大会のドバイカップだが、背番号8を託されるなど、世代の中心を期待されていることは明らかだ。荒木も「自分の持ち味であるゴールに繋がるプレーを表現していきたい。結果を一番に残したい。数字を残していきたい」と決意を十分にする。

 昨年予定されていたU-20ワールドカップが中止となるなど、コロナ禍の影響を大きく受けている世代。先々の夢を叶えるためにも、限られた国際大会の場ではしっかりとアピールしていかないとと意気込んでいる。「どことやっても勝ちたいし、初戦とか関係なく自分の100%を出したい」。今年1月にはA代表の合宿にも収集された鹿島の10番が、大岩ジャパンを引っ張る。




◆大岩監督から感じたカシマイズム…荒木遼太郎「鹿島のミーティングで言っていることと一緒だな」(ゲキサカ)





◆【Uー21代表】荒木遼太郎が還元する「A基準」。「ゴールにつながるプレーをどんどん表現していければ」(サッカーマガジン)






U-21日本代表がUAEに渡り、『ドバイカップU-23』に臨む。鹿島アントラーズの荒木遼太郎もメンバー入りしてるが、1月にはA代表のキャンプにも参加していて、そこで得た刺激をこの大会にも引き続き持ち込むつもりだ。


「取ったあとの前につける1本目のパス」


「久々に代表に入って試合ということで、練習をする時間がなくて合わせるのは難しいですけど、しっかり自分のプレーを表現したい」

 荒木遼太郎は初々しくUAEのドバイで語った。U-21日本代表の一員として臨むドバイカップU-23では、3月23日にU-23クロアチアと、26日にU-23カタールと対戦し、29日に順位決定戦を行うスケジュール。伝統的に強さとうまさを兼ね備えるヨーロッパの国と、アジアで進境著しい国と対戦することで、現在地を探り当てることができる。

 荒木の中で一つの基準が、「日本代表」だ。1月の国内組のキャンプで初めてA代表の活動に参加。予定されたウズベキスタンとのテストマッチはキャンセルになったものの、ヨーロッパで活躍して戻ってきた長友佑都や酒井宏樹、大迫勇也、武藤嘉紀らと汗を流して、高い基準を直に味わった。

「A代表は強度が高く、質の高さには学ぶもの多くて、それを基準にしてチーム(鹿島アントラーズ)でも練習してきたので、発揮していきたいと思います」

 それは例えば、こういうことだ。

「取ったあとの前につける1本目のパスや、ゴール前で勝負が決まるところのパスの正確さ、このパスで点が決まるか決まらないかの際どいところの正確なパスはレベルが高いなと思いました」

「通用していると感じたこともあるんですけど、世界で見たときには自分のプレーは通用しないとプレースピードで感じますし、見ていてまだまだ自分に足りないものがたくさんあると」

 今季からナンバー10を背負っている鹿島では、ここまでリーグとカップで早くも7試合に出場していて、「まだ100パーセントは出せていないですけど、そこの基準を意識しています」と「A代表基準」を体に染み込ませて取り組んでいる。第3節の柏レイソル戦では初ゴールも飛び出した。シュートが相手に当たってコースが変わる幸運にも恵まれたが、途中交代から10分しないうちのゴールは、ためらわずにゴールを狙う判断が吉と出た。独特の感性から生まれるプレーには、「相手の下がるタイミングをよく見ながらパスを出していて、そのタイミングをずらすのはあえて意識した上のこと」と計算づくであることを明かす。

 今回の遠征は、パリ・オリンピックを目指すU-21日本代表としてプレーするが、A代表で活動したスタンダードをもちろん持ち込んでいる。

「持ち味であるゴールにつながるプレーをどんどん表現していければ」

 それをドバイで披露するチャンスを逃すわけにはいかない。




◆【Uー21代表】荒木遼太郎が還元する「A基準」。「ゴールにつながるプレーをどんどん表現していければ」(サッカーマガジン)


2022年3月22日火曜日

◆“レネ・スタイル”の根幹をなす「5W1H」。イメージを共有し、スプリント力が高まれば鬼に金棒だ【鹿島】(サッカーダイジェスト)






ヴァイラー体制2戦目にして、目指すスタイルの輪郭が見えた


 スイス人のレネ・ヴァイラー新監督を迎え入れ、新たな戦術の導入に挑む鹿島アントラーズが、その全貌を明らかにしつつある。合言葉は「より速く、よりシンプルに、前へ」にほかならない。

 新型コロナウイルスの感染予防対策のため、来日が大幅に遅れていたヴァイラー監督が3月11日に無事、日本に到着。入国後3日間の待機義務が設けられていたが、措置対象国からスイスが解除されたこともあって、同月13日にチーム合流。その2日後のルヴァンカップ大分戦でベンチ入りした。

 あわただしいなかでの初采配は、立ち上がり早々に染野唯月のヘッドで先制するも、取って取られてのシーソーゲームとなり、最終的に3-3のドロー決着。新天地・鹿島での初陣を勝利で飾ることはできなかったが、ヴァイラー監督は「多くの情報を得られた」とポジティブにとらえていた。

 そして、迎えた3月19日のJリーグ第5節。地元カシマスタジアムでの湘南戦は16分に先制点を許したが、今やエースの称号を得た上田綺世のスーパーミドルとファン・アラーノの逆転弾によって勝利を手繰り寄せる。新指揮官はこう言って喜びをかみしめた。

「私にとって最初のホームゲーム。勝ちたいと思っていたので、よかった。選手たちが結果で示してくれた。ファンやサポーターだけではなく、クラブを支えてくださる皆さんに勝点3を届けることができて、うれしく思う」

 ヴァイラー体制2戦目にして、早くも目指すスタイルの輪郭が見えた。とにかく、よく走る。それは単なる印象ではなく、データが裏付けている。

 試合後、Jリーグの公式サイトを通じて、各選手の総走行距離やスプリント回数が公表されているが、そこに興味深い数値を見つけることができる。「3月19日に行なわれたJリーグ第5節の7試合に限って」と前置きさせていただくが、鹿島のスプリント回数のチーム合計は241回。これは14チーム中、最多だった(広島の236回、京都の221回が続く)。

 シーズン開幕前、オンラインを通じ、次のように語った左SBの安西幸輝は、チーム一の40回という数値をたたき出した。まさに“レネ・スタイル”の申し子たる躍動ぶりだった。

「僕らに求められているのはスプリントする力。サイドでのドリブルや前へのフリーランニングは自分の持ち味でもある。そういう意味では、やりやすさを感じている」


個性豊かな選手たちが、情報共有し、効率よく走る


 湘南戦で鮮やかな同点弾を決めた上田は、“レネ・スタイル”についてこう話していた。

「コミュニケーションを大切にする監督だなという印象。パス1本にしても受け手にどんな情報を伝えられるか。逆に、パスの出し手にどんな選択肢を与えられるか。そこを共有するようなトレーニングをしている」

 上田の言葉を聞いて、ふと、頭に浮かんだのは、いつ(when)、どこで(where)、だれが(who)、何を(what)、なぜ(why)、どのように(how)という5W1Hだった。伝えたい情報をこれらにそって整理すると、よりわかりやすく伝えられるといわれるが、“レネ・スタイル”の根幹をなす思考であることがうかがえた。

 監督不在中、現場を取り仕切った岩政大樹コーチも「待ち合わせ場所」と称して、パスの出し手と受け手のイメージの共有を図ろうとしていた。そこに、他を圧倒するようなスプリント力を加味しようとしているわけだ。

 かつて“走るサッカー”といえば、技術的未熟さを補う方法論のひとつだった。ところが、今の鹿島は個性豊かな選手たちが、情報共有しながら、効率よく走ろうとしているのだから、これはもう鬼に金棒だろう。

“レネ・スタイル”の構築がどこまで進むのか、目が離せない。

取材・文●小室功(オフィス・プリマベーラ)


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◆“レネ・スタイル”の根幹をなす「5W1H」。イメージを共有し、スプリント力が高まれば鬼に金棒だ【鹿島】(サッカーダイジェスト)





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