日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年2月17日月曜日

◆鹿島松村ほろ苦デビュー 出場9分で一発退場し号泣(ニッカン)







<YBCルヴァン杯:名古屋1-0鹿島>◇1次リーグ◇16日◇パロ瑞穂

全国高校選手権を制した静岡学園から加入した鹿島アントラーズMF松村優太が、出場9分でいきなり一発退場と衝撃のプロデビューを果たした。

1点を追う後半36分に投入されると、持ち前のスピードでゴールに迫り、難しい角度からシュートも放った。しかし同45分、名古屋グランパスGKランゲラックがボールをキャッチした後、勢い余ってスライディングしてしまい退場に。ロッカールームでは号泣していたという。引き揚げる松村の肩を抱き励ましたMF土居聖真は「惜しいシーンでもあった。一生懸命やった結果ああなった」と思いやった。3月4日のルヴァン杯清水エスパルス戦(アイスタ)は出場停止となる。


◆鹿島松村ほろ苦デビュー 出場9分で一発退場し号泣(ニッカン)

◆鹿島、序盤の優位保てず ザーゴ監督「いろんな部分が足りない」/ルヴァン杯(サンスポ)







 YBCルヴァン・カップ1次リーグ第1節(16日、名古屋1-0鹿島、パロ瑞穂)鹿島は序盤の優位を保てなかった。名古屋の連係がはまり出してから後手に回り、今季就任したザーゴ監督は「前半は自分がイメージしたよりチームのパフォーマンスが低かった」と嘆いた。

 相手の攻めの起点だったマテウスが後半途中で退いてから主導権を握ったが、堅い守りを崩せなかった。監督は「後半は自分たちのゲームだったが、決めることができなかった。いろんな部分が足りない」と苦い表情だった。


◆鹿島、序盤の優位保てず ザーゴ監督「いろんな部分が足りない」/ルヴァン杯(サンスポ)


◆2020JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第1節(オフィシャル)






チャンスつくるも得点決まらず。アウェイで悔しい敗戦

YBCルヴァンカップ・グループステージ第1節、アウェイのパロマ瑞穂スタジアムで名古屋グランパスと対戦した。立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けて多くのチャンスをつくったが、フィニッシュの局面で精彩を欠き、得点を奪えない。すると、前半終了間際にフリーキックを直接決められて、失点を喫してしまう。後半もチャンスの数こそ多かったものの、ゴールを決めきれず、そのまま0-1のスコアで敗れた。

1月28日のACLプレーオフ、アントラーズは0-1のスコアで敗戦を喫した。2020年元日の天皇杯に続き、2試合連続でタイトルを失う屈辱を味わった。決して簡単に切り替えられる敗戦ではない。

だが、苦しいときこそ、一丸とならなくてはいけない。今シーズンは、主導権を握るサッカーを取り戻し、必ず新しいアントラーズをみせる。選手たちは悔しさを糧にして、強度の高いトレーニングに打ち込んだ。

プレシーズンマッチ、練習試合などを通して、成熟度を高めていく。新指揮官ザーゴの目指すサッカーは、日を追うごとにチームへ浸透していった。あとは、目に見える結果を残すのみ。





そして、2月16日を迎えた。あいにくの天気となったが、パロマ瑞穂スタジアムには続々とアントラーズファミリーが駆けつけた。

キックオフ2時間前には、先発メンバーが発表された。ゴールマウスはスンテが守る。最終ラインは、右から広瀬、関川、町田、永戸が入った。ボランチは三竿とレオがコンビを組み、サイドハーフは右にアラーノ、左に和泉、前線はエヴェラウドと土居が2トップを務める。ベンチには、曽ケ端、ブエノ、永木、荒木、松村、小泉、上田が座った。







14時3分、アントラーズのキックオフで試合が始まった。

立ち上がりはアントラーズが主導権を握って試合を進める。安定したビルドアップで相手陣内深くまで攻め込んだ。





10分を経過したあたりから徐々に名古屋がボールを握るようになった。アントラーズは自陣に押し込まれたが、全体をコンパクトな陣形に保ち、チーム一丸となって粘り強く守った。



苦しい時間帯を耐えたアントラーズは、18分に決定機が訪れる。永戸からのスルーパスを土居がスルーし、最後は和泉がペナルティエリア内右からシュートする。いいコースに飛んだボールだったが、これは惜しくもポストに弾かれ、先制点には至らなかった。







その後、試合は一進一退の緊迫した展開が続いた。互いにゴール前まで攻め込む場面をつくるものの、決定機を決めきることができなかった。





スコアレスのままハーフタイムへ突入かと思われた43分、アントラーズは自陣左サイド深い位置でファウルを犯してしまう。角度のない位置からのフリーキックだったが、これをキッカーのマテウスに直接決められてしまい、先制点を奪われてしまった。





このまま前半は0-1のスコアで終了した。



後半立ち上がり、試合の主導権を握ったのはアントラーズだった。ピッチを広くワイドに使いながらボールを動かし、名古屋を自陣深くまで押し込んだ。













しかし、前半と同じく名古屋の堅い守備に手を焼き、時間の経過とともに攻撃の勢いは失われてしまった。









流れを変化させるべく、66分にアントラーズが一人目の選手交代を行う。アラーノとの交代で荒木をピッチへ送った。



すると69分に荒木がいきなりチャンスをつくる。荒木はニアゾーンに走り込み、右サイドバックの広瀬からボールを引き出すと、ゴール前へマイナスのクロスを入れる。これに最後はエヴェラウドが合わせたものの、惜しくも相手GKの好セーブに阻まれて、得点には至らなかった。

荒木の投入から流れは大きくアントラーズに傾いたが、チャンスをつくりながらも決めきれない展開が続いた。そこで、アントラーズは均衡を打開すべく選手交代を行う。73分にエヴェラウドとの交代で上田、81分には土居との交代で松村を投入した。







アントラーズは相手陣内深くまで攻め込みながらも、なかなかゴールを奪うことができない。すると90分にアクシデントが起こる。ドリブルでペナルティエリア内に進入した松村が、相手GKに遅れてタックルをしてしまう。松村はこのプレーでレッドカードが提示され、退場処分となった。





最後までゴールを狙い続けたアントラーズだったが、フィニッシュの局面で精彩を欠き、このまま0-1のスコアで試合終了となった。





初戦で勝ち点を得ることはできなかったが、落ち込んでいる暇はない。1週間後にはリーグ開幕が控えている。チームはこれからも進むべき道を信じて、勝利のためだけに突き進んでいく。

【この試合のトピックス】
・関川、アラーノ、エヴェラウド、荒木、松村が国内カップ戦初出場


入場者数 9,364人 天候 雨、無風 気温 12.1℃ / 湿度 76.0% ピッチ 全面良芝
主審 中村 太 副審 和角 敏之 佐藤 貴之 第4の審判員 上村 篤史


監督コメント

ハーフタイム

鹿島アントラーズ:ザーゴ
・スリッピーなピッチを考え、確実なプレーを選択すること。
・プレッシャーをかけるタイミングをもっと全体で意識しよう。
・攻撃の時はあわてず、冷静に一つ一つのプレーを行っていこう。

名古屋グランパス:マッシモ フィッカデンティ
・後半も集中して良い入りをしよう。
・しっかり勝ち切ろう。

試合後

鹿島アントラーズ:ザーゴ

前半は今までと違い、自分がイメージしていた通りのパフォーマンスにはならなかった。前半のなかで数多くのチャンスがありながら決めきれず、相手の素晴らしいフリーキックで失点してしまった。後半は自分たちがゲームコントロールしながら、チャンスを多く作ったが、それを決めきることができなかった。決めることができていれば、また違った試合展開になっていたと思う。見直すべき部分と良くなった部分のどちらもあった。

Q. 後半に荒木選手と松村選手を投入した意図は?

A. 攻撃を活性化し、スピードアップさせるために投入した。彼らが入ってから、チャンスや機動性が増えた。彼らが練習で示した姿勢がピッチへ送り出す自信をもたらした。見ての通り、素晴らしい選手たちである。もちろん、磨かないといけない部分は多々あるかもしれないが、彼らは違いを示した。投入後に試合の流れが変わった、良くなったことに関しては、評価するべき点だと思う。

Q. 前半にイメージ通りにいかなかった原因は?また、ハーフタイムにどのような言葉をかけた?

A.各ラインが離れた部分があったからだと思う。そのため、名古屋にボールを保持され、左右に振られてしまっていた。あとは状況的に厳しい場面で、無理にプレーしようとしていた場面があった。それによって、多少のズレが生じてしまった。ハーフタイムであらゆる状況でのプレーに関して指示を明確にしたことで、後半は安定することができた。チャンスも多く作ることができた。今は試行錯誤しながらチーム全体でやっているところ。悪い結果になったからといって、やり方を変えたりする必要はないと選手たちに伝えた。精度、連係の部分をもっと上げていかなければいけない。

名古屋グランパス:マッシモ フィッカデンティ

今シーズンはこういうサッカーを目指すという部分を見せることができたと思う。前半はとてもインテンシブを高くできていた。ただ、失点につながりかねないミスが、前半に多かった。そのミスがなければ、もっと試合を有利に進めることができていたと思う。疲れもあり、ピンチの場面も作られたが、勝つことができた。いい方向に向かっていくことができていると思う。

選手コメント

試合前

【永戸 勝也】
名古屋は昨シーズンの途中から監督が代わり、だいぶ守備が堅くなっているという印象を持っている。ただ、その中でも必ず隙はできてくると思う。その隙をうまく突いていきたい。相手のサイドハーフの選手には注意しなければいけないと思う。その相手選手とのマッチアップでいかに勝てるかどうかだと思っている。

【和泉 竜司】
名古屋の前線には前田選手、マテウス選手、相馬選手など、スピードがあり、個人で局面を打開できる選手がいる。相手は前からプレスをかけてくると思うので、不用意なミスを少なくしていく。ボールを奪われた後の素早い攻撃は昨シーズンからレベルアップしてきていると思う。そこは警戒していかなければいけない。

【荒木 遼太郎】
名古屋は結構、前からプレスをしてくるチームという印象を持っている。常に結果にこだわり、監督にアピールして、次の試合でも使ってもらえるようなパフォーマンスをしていきたい。

【広瀬 陸斗】
監督は、誰が出たとしても同じサッカーができるように言っている。そのサッカーを名古屋戦でもできるように、頑張っていきたい。

【小泉 慶】
今年のルヴァンカップは、まずグループステージを突破しなければならない。まず大事なのは、試合に勝利すること。それが一番大事になってくる。目の前の試合に勝利することによって、大きな結果へとつながっていく。勝利するために、チーム、個人として何をしていくかだと思う。常にいい準備をしていくことを意識してやってきた。

試合後

【三竿 健斗】
どのような戦術であっても、どのような選手が試合に出たとしても、勝たなければいけない。負けてしまったという事実に対して、みんなで反省していかなければいけない。1試合でも早くチームを完成させて、結果につなげていくことが大事。今日の試合で出た課題を改善して、次の試合で今日よりもいいプレーや求められていることを出していきたい。

【和泉 竜司】
試合の入りは悪くなかった。自分を含め、ゴールを決めることができていれば、また違った結果になっていたと思う。決めれるところを決めていかないと、このような試合になってしまう。自陣での判断ミスもあった。チームとして、そして個人としても、改善していかなければいけない。

【関川 郁万】
残り時間が少ない状況で、どのように攻め込んでいくのかという部分がまだ統一されていない部分があるのかなと感じた。自分たちの流れではない時に、コミュニケーションを取ったり、セカンドボールを拾ったりというところができていなかったと思う。

【広瀬 陸斗】
立ち上がりは、相手を押し込んで決定機を作ることができていた。押し込まれた時にピッチの中で話し合って、クリアするときはクリアするというところを、もっと共有していきたい。守備に関しては、失点のフリーキック1本だけで、他にチャンスをつくられた場面は多くなかった。自分たちが決定機をつくりながら、決めきれなかったところが敗因。

【土居 聖真】
まだまだ、チームになりかけている段階。戸惑いながらプレーしている部分もあったが、試合が終わったあと、みんながポジティブに話し合いを行うことができている。「もっとよくしていこう」などと、色んなことを話し合うことができた。勝利するということに、もっとこだわってやっていきたい。

【永戸 勝也】
前半に点を決めることができた場面があった中で、取り切れないとこういうゲームになってしまう。前回と同じような試合展開となってしまった。前半は前からプレスをかけすぎて、簡単にかわされてしまい、カウンターを受けてしまう形があった。試合の中で、自分たちで改善していかなければいけない。


◆2020JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第1節(オフィシャル)

2020年2月16日日曜日

◆スペインの「ビッグ3」全てと対戦した鹿島――欧米勢との対戦履歴(サッカーダイジェスト)






【GaGa MILANO】ガガミラノ マヌアーレ40 5025.3 クォーツ レ...


この3チームと同じピッチに立ったJチームは鹿島だけである。




 クラブワールドカップ決勝でレアル・マドリーと延長戦にもつれ込む激闘を展開した鹿島アントラーズ。開催国枠からの出場で世界一にあと一歩と迫った彼らには、世界中から称賛の声が寄せられた。

 欧州王者と公式戦で対決するという貴重な経験をした鹿島が、ここで得た収穫は非常に多かったことだろう。それを活かし、今度はアジア王者として再び世界一クラブ決定戦の舞台に戻ってくることを誓った。

 その鹿島だが、過去には親善試合ではあるものの、バルセロナ、アトレティコ・マドリーとも対戦。1993年のJリーグ創設以降、多くのビッグクラブが日本に到来し、また対戦のチャンスが生まれたものの、スペインの「ビッグ3」と同じピッチに立ったJチームは、鹿島だけである。

 最初に対戦したのはバルサ。2004年の日本ツアーでのことであり、前年に就任したライカールト監督の下、魅力的な集団へと変貌を遂げた時期だった。

 なかでもロナウジーニョはキャリアのピークを迎えつつあり、この日本ツアーでもコンディション的には完全ではないものの、ドリブル、フェイントで華麗な技術を披露。鹿島は彼を抑えられず、3つのアシストを許すこととなった。

 ちなみにこの試合では、まだリーガデビューを飾っていなかったメッシが後半途中から登場。ロナウジーニョのお膳立てからゴールを決め、その非凡さを早くも日本で披露していた。

 5発を許してバルサに完敗を喫した鹿島はその2年後、中国・上海で行なわれた国際サッカートーナメントに出場。この大会には、地元の上海申花、鹿島、A・マドリー、そしてマンチェスター・シティが参加した。

 鹿島は初戦でA・マドリーと対戦し、後半にA・ミネイロのヘッドで先制したが、直後に負傷者が出てバタつき、すぐにF・トーレスの同点を許す。

 その後、勝ち越しを狙って攻めに出たところで逆襲を浴び、交代出場のアグエロ、ガジェッティにゴールを許し、逆転負けを喫した。

 悪コンディションのなかでミスも目立つなど、消化不良に終わった鹿島だが、後日、マンチェスター・Cには4-3で勝利している。なお大会は、後に日本代表の監督に就任するアギーレ率いるA・マドリーが優勝を飾った。

 そして記憶に新しいマドリー戦。厳しい日程のなかで、1試合ごとに力を高め、決勝に駒を進めた鹿島は、スター揃いの欧州王者に対して、決して守りに入ることなく、一時は柴崎の2ゴールで逆転し、勝利に大きく近付いた。

 残念ながら延長戦で力尽きたものの、世界を驚かせた鹿島。そしてこの経験が、さらに今後の彼らを強くしていくに違いない。そして、前述の2試合での敗北もまた、現在チームを形成するうえでの貴重な糧となったことだろう。


【データ&写真】スペイン・ビッグ3との対戦結果





◇バルセロナ・オン・ツアージャパン2004
2004年8月1日/国立競技場 観衆55,251人
鹿島 0-5 バルセロナ
得点:ジュリ(16・25分)、ラーション(30分)、ルイス・ガルシア(77分)、メッシ(88分)
鹿島:GK/小澤(59分杉山) DF/名良橋、金古(46分岩政)、大岩(64分石川) MF/新井場、本田(46分内田)、フェルナンド、増田(46分青木)、野沢 FW/平瀬、深井(46分中島) 監督/トニーニョ・セレーゾ
バルサ:GK/ルストゥ DF/ベレッチ、マルケス、プジョール(46分オレゲール)、ファン・ブロンクホルスト(46分イニエスタ) MF/フェルナンド(60分シルビーニョ)、ロナウジーニョ、ジェラール、ガブリ(46分シャビ) FW/ジュリ(46分L・ガルシア)、ラーション(74分メッシ) 監督/フランク・ライカールト

◇上海国際サッカートーナメント2006
2006年8月4日/上海虹口スタジアム 観衆 -
鹿島 1-3 アトレティコ・マドリー
得点:鹿=アレックス・ミネイロ(53分) ア=フェルナンド・トーレス(56分)、アグエロ(77分)、ガジェッティ(82分)
鹿島:GK/曽ケ端 DF/岩政(46分野沢)、大岩、新井場、中後 MF/青木、フェルナンド(54分羽田)、小笠原(66分深井)、ファビオ・サントス FW/柳沢(63分本山)、A・ミネイロ(74分ダ・シルバ) 監督/パウロ・アウトゥオーリ
A・マドリー:GK/レオ・フランコ DF/バレラ、ゼ・カストロ、ペレア、ペルニア MF/コスチーニャ(46分ルクサン)、ガビ、マキシ(62分ガジェッティ)、ミゲル(60分ペトロフ) FW/ミスタ(46分アグエロ)、F・トーレス(72分ケジュマン) 監督/ハビエル・アギーレ

◇クラブワールドカップ2016決勝
2016年12月18日/横浜国際総合競技場 観衆68,742人
鹿島 2(延長)4 レアル・マドリー
得点:鹿=柴崎(44・52分) レ=ベンゼマ(9分)、クリスチアーノ・ロナウド(60・98・104分)
鹿島:GK/曽ケ端 DF/西、植田、昌子、山本 MF/永木(114分赤崎)、小笠原(67分ファブリシオ)、遠藤(112分伊東)、柴崎 FW/土居(88分鈴木)、金崎 監督/石井正忠
マドリー:GK/ナバス DF/カルバハル、ヴァランヌ、セルヒオ・ラモス(102分ナチョ)、マルセロ MF/カゼミーロ、モドリッチ(106分コバチッチ)、クロース FW/ルーカス・バスケス(81分イスコ)、ベンゼマ、C・ロナウド(112分モラタ) 監督/ジネディーヌ・ジダン





鹿島、欧州・中南米のクラブ・代表・選抜チームとの対戦結果





 ここでは、クラブ創設以来、鹿島が行なった欧州、中南米のクラブ、代表選手、選抜チームとの対戦成績を以下に記した。

 鹿島はスペインのビッグ3だけでなく、2004年、前シーズンにリーガ・エスパニョーラを制したばかりのバレンシアとも親善試合を行ない、またイングランド・マンチェスターの2クラブとも対戦している。

 1993年、Jリーグ開幕直前の4月に欧州遠征を行ない、当時セリエCのマントバと1-1で引き分けたのが、最初の欧州クラブとの対戦。ゴールは長谷川祥之が決めた。

 続くクロアチア戦ではシュケル(4点)、ボバン(2点)ら名手に立て続けにゴールを食らって8失点を喫し、反撃はアルシンドの1点止まり。しかしその10日後のインテル戦では、強豪相手に引き分けに持ち込んだ(前年に対戦した日本代表は0-3で敗れている)。

 国内に戻ると、ブラジルの強豪フルミネンセと2試合を戦って1勝1分けの好成績を残し、その勢いでJリーグに臨み、開幕戦でジーコのハットトリックなどで名古屋グランパス(エイト)を5-0の大差で下して、初代シリーズ王者への道を驀進していった。

 こうして世界との邂逅を果たした鹿島は、ジャパンマネーの影響で90年前半は欧州、南米の強豪クラブと親善試合で対戦。しかし、間もなくしてこういった類の試合は減り、アジア勢との真剣勝負(カップ戦)が国際試合のほとんどを占めていく。

 2000年代に入り、再び欧州ビッグクラブの日本ツアーが行なわれるようになり、鹿島も幾度か腕試しの機会を得た。

 また、2010年代に入ると国内カップ王者としてスルガ銀行チャンピオンシップへの出場権を獲得。12年(対ウニベルシダ・デ・チリ)、13年(対サンパウロ)、16年(対インデペンディエンテ・サンタフェ)に出場し、1勝1分け1敗(1PK戦勝ち)の成績を残している。

 Jリーグのなかで最も国際経験豊かなクラブのひとつである鹿島。今回、開催国枠ながら初めてクラブレベルでの世界最高峰の大会に出場し、その存在を世界に知らしめたのである。

1993年
△1-1 マントバ(イタリア)
×1-8 クロアチア代表
△1-1インテル(イタリア)
△1-1 フルミネンセ(ブラジル)
○2-0 フルミネンセ(ブラジル)
1994年
×2-3 サンパウロ州選抜(ブラジル)
△1-1 ポルト(ポルトガル)
×1-2 フラメンゴ(ブラジル)
△1-1 パルメイラス(ブラジル)
1995年
△1-1 インテルナショナル(ブラジル)
×2-3 パリ・サンジェルマン(フランス)
1996年
○4-2 クラブ・アトランテ(メキシコ)
×0-1 アトレチコ・ミネイロ(ブラジル)
○3-1 グァラニ(ブラジル)
2002年
×1-2 イタリア代表
×0-6 ローマ(イタリア)
2004年
×0-5 バルセロナ(スペイン)
×0-1 バレンシア(スペイン)
2005年
○2-1 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
2006年
×1-3 アトレティコ・マドリー(スペイン)
○4-3 マンチェスター・シティ(イングランド)
2012年
△2(7PK6)2 ウニベルシダ・デ・チリ(チリ)
2013年
○3-2 サンパウロ(ブラジル)
2016年
×0-1 インデペンディエンテ・サンタフェ(コロンビア)
○3-0 アトレティコ・ナシオナル(コロンビア)
×2(延長)4 レアル・マドリー(スペイン)





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◆「鹿島で成長して帰ってきた」名古屋復帰の相馬勇紀が見据える新シーズン(ゲキサカ)



相馬勇紀 Yuki.Soma


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 常勝軍団で成長を遂げ、名古屋グランパスに帰ってきた。U-23日本代表MF相馬勇紀は今季、半年間レンタル移籍した鹿島から復帰。「メンタルの部分を学ばせてもらいましたし、こういうプレーはもっと必要だったなと感じることもあった」と武者修行で学びを得つつ、「鹿島で成長して帰ってきた。今年は自分の武器でチームを勝たせられるような存在になりたい」と意欲を燃やした。

「風間監督にはいろいろな技術を教えてもらって感謝していますし、フィッカデンティ監督のサッカーは自分の特徴にもともとフィットするものだと思っている。スピード、ドリブル、仕掛けの部分、点を取るところを直結させていきたい。フィッカデンティ監督からは仕掛けのバリエーションを教えていただいて、いろんなことができるようになってきて楽しいし、さらにレベルアップしていきたいです」

 今季は選手会長にも就任し、チームを背負う責任感が増している。「チームが良くなれば自然と結果もいい方向に進むと思う。クラブ側に選手が求めていることを言わなければいけない時もあると思うし、スタッフも選手も全部含めて、いいチームにしていけたら」と意気込んだ。

 相馬にとっては、東京五輪を控えた重要なシーズンの幕明けとなる。初のA代表招集となった昨年12月のE-1選手権、1月のAFC U-23選手権ではいずれも大きな存在感を示した。五輪メンバー生き残りを目指す22歳は「(東京五輪を)頭の中に入れながら、Jリーグの最初の期間でどれだけ活躍できるか。チームの勝利に貢献して、成長していくことがつながっていく」と、一試合一試合に向き合っていく。

(取材・文 佐藤亜希子)




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