日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年6月8日土曜日

◆スイス1年目でベスト11選出&カップ戦優勝に貢献。25歳DFが日本代表入りに向けて頼もしい存在に...【現地発コラム】(サッカーダイジェスト)



常本佳吾


「チームのために何ができるかをもっと考えていきたい」


 スイスリーグのセルベッテでプレーするDF常本佳吾は、海外移籍初年度で右SBのレギュラーを獲得。リーグ戦3位と23年ぶりとなるスイスカップ優勝に貢献し、レギュラーシーズンでは選手投票で行われるベストイレブンにも選出された。

 順風満帆なシーズンと思われるが、それでも満足せず、貪欲に反省点と課題と向き合おうとしている。

 取材で訪れたのは、37節のヤングボーイズとの一戦。この試合に勝つか引き分け以上で、最終節の2位ルガーノとの直接対決まで2位浮上の可能性を残すことができたのだが、0-1で落とし、リーグ3位が確定となった。

 試合後のミックスゾーンで「まだまだ」という言葉を何度も口にした常本は、こうシーズンを振り返ってくれた。

「この試合だけじゃなくて、シーズン中に勝点を落としてるところがある。もう結果が、最後の順位が全て。まだまだチームとして、パワーをつけられてない。やっぱり1人1人がどれだけ自分に矢印を向けられるかだと思う。まずは僕自身、もっと自分と見つめ合って、チームのために何ができるかをもっと考えていきたいですね」

 成長とは何か? よりチームのために何ができるかだろう。4月のバーゼル戦を取材した時には、「アシストをマークしたり、ゴールにつながる動きで勝利に貢献したい」と話していた。

 スイスカップ準決勝では決勝点となるゴールをアシスト。リーグでは30試合出場で3アシストをマークしている。

「やっぱりそういうところで勝たせられる選手になるのが、自分が常に持っている目標です。カップ戦準決勝は良かったですけど、今日の試合も途中から出て流れを変えたり、せめて引き分け以上のところを求められてた中で、監督の期待に応えれなかったのは自分の責任。まだまだですね」

 ヤングボーイズ戦では体調不良の影響もあり、ベンチスタートだった25歳のSBは、後半開始から途中出場。前線に好パスを配給したり、スルーパスを通したり、相手プレスがかかるなかで鋭い縦パスで起点を作ったりと変化をつけるプレーはいくつもあった。ただ、結果としてそれがゴールや勝利に繋がらずでは満足するわけにはいかないのだ。


「自分のクロスで勝てるようになれば」


 バーゼル戦後に具体的なシーンをあげながら、もっと自分たちがやれることについて言及していた。

「カウンターを受けるシーンがあって、まだまだチームとして厚みのある攻撃ができてない。もっとセカンドボールを拾えたら、厚みのある2次、3次攻撃ができる。ただボールを大事にしながらも、最後は個人で打開するというのがうちのサッカーぽい。最後はちょっと個人頼りのとこもある。だから自分のクロスで勝てるようになれば。勝ててないのは自分のアシストがついてないっていうのもかなり影響してるなって思っています」

 欧州で戦ううえでの大事な最初の経験を積み、ベースのところは会得した。来季はさらなるバージョンアップが求められるし、そのための戦いに挑むのだろう。日本代表にとっても頼もしい選手が生まれるかもしれない。

取材・文●中野吉之伴







◆スイス1年目でベスト11選出&カップ戦優勝に貢献。25歳DFが日本代表入りに向けて頼もしい存在に...【現地発コラム】(サッカーダイジェスト)





◆荒木遼太郎の「衝撃の青メッシュヘア」に、松村優太がバッサリ“それ、オレはカッコいいと思ってない”(Qoly)



松村優太,荒木遼太郎


このインターナショナルマッチウィークを利用してアメリカ遠征を行っているU-23サッカー日本代表チーム。パリ五輪の開幕を来月半ばに控え、最後のメンバー選考に向けた2試合となる。

それに向けてJFAの公式Youtubeチャンネルではチームに密着した「TeamCam」が配信されており、そこにはアメリカへと向かうメンバーの様子が収められている。

先日大きな話題になったのが、メンバーの1人である荒木遼太郎が突如両側に青いメッシュを入れた衝撃的なヘアスタイルにイメージチェンジしたこと。

そのヘアスタイルを見た山本理仁は以下のように指摘し、荒木遼太郎は「ちょうちょみたいだと言われる」とコメントしていた。

山本「(荒木の髪の毛を指して)これ何?観賞用の魚みたい。何をイメージしたの?」

荒木「ちょうちょ」

山本「ちょうちょ?(苦笑)なにがちょうちょなんだよ」

荒木「ウソだよ、決まってんじゃん!ちょうちょってめっちゃ言われるよ」





また、鹿島アントラーズで昨季ともに戦っていた松村優太は食堂で荒木遼太郎と対面し、ヘアスタイルについて「オレ、あんまりその髪の毛カッコいいと思ってないよ、正直(笑)」と指摘していた。

なお、パリ五輪への出場を控えているU-23日本代表はこのあと7日と11日にアメリカ代表との親善試合を行う予定となっている。

ただ7日の試合についてはアメリカとの協議の上で非公開での開催となっており、メディアでも映像や情報は配信されない。

11日の第2戦についてはスポルティング・カンザスシティの本拠地で行なわれ、観客を入れての開催となる予定だ。




◆荒木遼太郎の「衝撃の青メッシュヘア」に、松村優太がバッサリ“それ、オレはカッコいいと思ってない”(Qoly)


2024年6月7日金曜日

◆【東京V】染野唯月「点を取って評価されるポジション」飄々と軽やかにゴール決めるスナイパー(ニッカン)






東京ヴェルディFW染野唯月(22)が持ち前のセンスを発揮し、チームに勢いをもたらしている。

国際Aマッチデーウイークにあって、YBCルヴァンカップで敗退しているチームは公式戦がない。そんな中、J1リーグ再開に向けてチームは着々と準備を進めている。

6日、東京・稲城市のグラウンドでの公開トレーニング。染野は周囲を見渡す視野の広さを見せながら、いつもながら飄々(ひょうひょう)と軽やかにプレーしていた。力みがない。性格的なものもプレーに加味されているのだろう。笑顔も見せながら、楽しげにボールを追い、事もなげに鋭いシュートを蹴り込んでいく。

2日の北海道コンサドーレ札幌戦では2ゴールを挙げ、5-3の勝利に貢献した。その1点目はスルーパスを受け、相手選手をブロックしながら右足で対角のゴール隅に決めたシュート。2点目は縦パスを受けると、相手を巧みなボールタッチで切り返し、さらに飛び込んでくる選手も冷静に見極め、スナイパーのように左足でゴール左隅へと突き刺した。

練習後、あのゴール場面については、あらためて「あれは、うまく相手を冷静に見られた。そこは良かったと思います」。相手の動きを読み、手玉に取る姿はエレガントだった。

4月13日のFC東京との「東京ダービー」ではクロスボールを右足ボレーでたたき込むスーパーゴールも決めている。技術とアイデアが詰まったゴールの美しさは、誰もが認めるところだろう。

最前線に張り付くタイプでなく、中盤に降りてきてゲームメークをができるのが染野の特徴だろう。中学時代は鹿島のアカデミーでボランチをやっていただけに、周囲を活かすプレーはもともと得意だ。

札幌戦でも木村勇大を1トップにした後方のシャドーの位置に入り、攻撃を活性化させた。加えて守備に走る場面も多く、まさに労を惜しまないプレーは光っている。

「いろんなことを監督からも求められていますし、求められることを自分をやるだけ。あとはプラスアルファで点を取って、チームの勝利に貢献できればなと思います」

パリ・オリンピック(五輪)世代だが、予選を兼ねたU-23アジアカップのメンバーには選出されず、現在実施されている米国遠征にも入っていない。

札幌戦の試合後に、五輪代表への思いを問われる「意識していない」と、既に気持ちを切り替えている。登録メンバーが少ない上にオーバーエージ枠もある。状況を鑑みれば、メンバー入りが厳しいことは理解している。それでも近況で言えば、選ばれておかしくない選手の1人と思わせる内容だ。

「点を取って評価されるポジションなので、点を取るかどうかを見られている。(五輪世代の)同年代というのは関係なく、もっとアピールしていきたい」

チームはここ2試合に勝利し、リーグ11位に浮上。自身もゴール数を6(11位タイ)に伸ばしている。この中断期間を活用して、オールラウンダーのエースはさらなる成長を遂げそうな気配だ。【佐藤隆志】





◆【東京V】染野唯月「点を取って評価されるポジション」飄々と軽やかにゴール決めるスナイパー(ニッカン)





◆「日本人の代表として」 鹿島→欧州挑戦の25歳DF、心に刻まれた価値観「諦めない力は長所」【現地発コラム】(FOOTBALLZONE)



常本佳吾


スイス1部セルヴェットFCで活躍の常本佳吾、23年ぶりのタイトル獲得にも貢献


 2023年夏に鹿島アントラーズからスイス1部セルヴェットFCへと移籍した25歳DF常本佳吾は、海外挑戦1年目のシーズンで右サイドバックのレギュラーに定着し、リーグ戦30試合に出場。UEFAヨーロッパリーグ(EL)、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)でも奮闘し、スイスカップではクラブの23年ぶりとなる優勝を見事果たしている。

 ピッチ上で密にコミュニケーションを取り、積極的に指示を出す。監督、コーチ、チームメイト、そしてファンからの信頼が厚いから馴染めているのか、すぐに馴染んだから信頼されているのか。どちらも大事な要素なのだろう。

 シーズンは長く、さまざまなことが起こる。コンスタントに自分のパフォーマンスを発揮する大切さはどんな選手も口にするが、それを実践するのは非常に難しい。自身の調子が悪い時、チームの調子が悪い時に引っ張られて思うような動きができないなんてことは、よく聞く話だ。

 常本にしてもシーズンを通してずっと絶好調だったわけではない。第36節チューリッヒ戦と第37節ヤングボーイズ戦ではスタメンから外れていたが、体調不良だったという。

「シンプルにちょっと体調崩しまして。風邪ですかね。結構すぐ息が上がっちゃうし、ちょっときつかったですけど。でも、もう良くなってます。シーズン通してこういう体調の時もあるし、足が痛い時もあるし、そういうなかでもやっていかなきゃいけないから」

 ヤングボーイズ戦後のミックスゾーンで常本はそう明かしてくれた。体調を崩したり、怪我をしたり、調子を落としたりすることは誰でもある。ただその下降線を可能な限りゆっくりと浅めに留め、可能な限り素早く元の調子を取り戻せるかが重要なポイントになるだろう。

 上手くいかない時の対処力や抵抗力について常本は、海外挑戦1年目で多くの経験を積み、たくさんのことを考えたという。

「日本人の諦めない力とか、協調性とかそういうところは長所だと思ってます。それに僕はまだ日本代表じゃないですけど、こっちでは日本の代表として、日本人の代表として見られています。自分がどういう行動をするのか、どんな発言をするかも関わってくるので、意識してやっていきたいと思います」

 日本人が持つプロフェッショナルさは欧州でもすでに高く評価されており、そのイメージは深く浸透している。

 先日引退した長谷部誠や岡崎慎司といった日本サッカー界のトップランナーたちが率先して築き上げたものでもある。また表舞台ではなかったとしても、世界のさまざまな場所で「日本人の代表」として、丁寧でプロフェッショナルな仕事をしてきた多くの人たちが築き上げてきた大切なものではないだろうか。

 これからも大事に継承されていくことを切に願うばかりだ。





◆「日本人の代表として」 鹿島→欧州挑戦の25歳DF、心に刻まれた価値観「諦めない力は長所」【現地発コラム】(FOOTBALLZONE)





2024年6月6日木曜日

◆平畠啓史チョイス“至極の11人”|MVPは鹿島の名古。小柄だが大きな輝きを放つ。安居の働きぶりは浦和で欠かせないものに【J1月間ベストイレブン5月】(サッカーダイジェスト)






やはり今シーズンは右サイドが面白い!


 芸能界屈指のサッカー通で、J1からJ3まで幅広く試合を観戦。Jリーグウォッチャーとしておなじみの平畠啓史氏がセレクトする「J1月間ベストイレブン」。5月の栄えある11人はどんな顔ぶれになったか。

――◆――◆――

 消化試合数に少しばらつきはあるものの、連戦を含め試合数が多くなった5月のJ1。そんななか、町田と鹿島が5勝1分と負けなしで、しっかりと勝点を重ねた。

 そんな5月のJ1ベストイレブン。GKは町田の谷晃生。6試合で2失点と素晴らしい活躍。手にボールが吸い付くようなキャッチングは安定感がある。日本代表にも選ばれ、まだまだ伸びしろ十分なゴールキーパーだ。

 右サイドバックは広島の新井直人。15節・京都戦のハットトリックはインパクト十分。3点目の直接フリーキックも見事だったが、1点目の左からのクロスを左足で決めたゴールも素晴らしかった。少しバウンドしているボールを、利き足ではない左足でしっかりと捉えたシュートこそ、新井の技術力の高さを証明。やはり今シーズンは右サイドが面白い!

 左サイドバックは町田の林幸多郎。派手さはないが基本技術が高く、左右両足で遜色なくボールを蹴ることができる。ポジショニングも素晴らしく、町田のディフェンスラインには欠かせない存在に。攻守両面で大きく貢献している。

 センターバックは鹿島の植田直通とG大阪の中谷進之介。右コーナーキックから2試合連続ゴールの植田。対人の強さ、セットプレーでの決定力。まさに鹿島のセンターバックである。

 昨シーズンは61失点と守備で苦しんだG大阪に、守備の安定感を与えたのがGKの一森純とセンターバックの中谷。ディフェンスラインを統率し、前線にも好配給。5月の6試合で2失点と素晴らしい仕事ぶり。中谷はG大阪の3位浮上に大きな貢献を果たした。

 中盤は3枚で、アンカーの位置には鹿島の知念慶。ボランチ起用には驚いたが、さらに驚いたのはスタッツ。インターセプト数、クリア数、タックル数など数々の守備的な項目で上位に名を連ねている。今後もボランチ知念に大いに注目したい。


今シーズンの宇佐美のプレーには凄みがある


 インサイドハーフには、神戸の山口蛍と浦和の安居海渡。11節・名古屋戦のゴールはザ・山口蛍。ボックスの外あたりで足を振る体勢に入ると、決まりそうな雰囲気が出る。身体を横に倒しながらのボレーシュートではなく、身体を立てたまま直立した体勢で浮いたボールをミートする技術に秀でている。守備では絶妙にスペースを埋めて扇原貴宏をサポートし、球際の強度もすこぶる高い。山口は常に高いパフォーマンスを維持している。

 開幕当初は出番がほとんどなかったが、チーム内で序列を上げ、浦和の中盤に欠かせなくなっているのが安居。ミスが少なく、運動量豊富でプレーに安定感がある。圧巻だったのが、サミュエル・グスタフソン不在時にアンカー起用された時のプレーぶり。

 無尽蔵の運動量で守備では危険の芽を摘み、セカンドボールを回収し、攻撃時は多くのプレーで味方をサポート。試合終了まで攻守両面で多くのプレーに関わり続けた。サイドに個性的な選手が多い浦和だが、中央の安居の働きぶりが欠かせないものになっている。

 ワントップには東京ヴェルディの木村勇大。6試合で4ゴールとしっかり数字を残した。染野唯月との2トップは迫力十分で、2トップだけで攻撃を完遂させることができる。トータル8ゴールで得点ランキングでも4位。二桁ゴールも近い。

 左のウイング的なポジションにG大阪の宇佐美貴史。攻撃時は自身のセンスを惜しげもなく披露し、守備時は強い責任感から身を投げ出す。自由と責任感のバランスが取れていて、高いレベルに昇華している。ダービーでのゴール、FC東京戦での自陣に戻って俵積田晃太のドリブルを止めたプレー。勝利への渇望、ガンバを牽引する責任感。今シーズンの宇佐美のプレーには凄みがある。

 右の攻撃的なポジションに配置させてもらったが、トップ下で現在輝きを放ち、5月のMVPに選出したのは鹿島の名古新太郎。トップの鈴木優磨、右の師岡柊生、左の仲間隼人と有機的に絡み、鹿島の攻撃をスムーズかつ迫力あるものにしたのが、トップ下の名古だ。

 タイミング良く顔を出して味方をサポートするだけでなく、相手のディフェンスラインの裏へのランニングでも攻撃を牽引。キックの精度も高く、4ゴール・3アシスト。168センチと小柄な名古だが、鹿島の攻撃陣の中で大きな輝きを放っている。

取材・文●平畠啓史




◆平畠啓史チョイス“至極の11人”|MVPは鹿島の名古。小柄だが大きな輝きを放つ。安居の働きぶりは浦和で欠かせないものに【J1月間ベストイレブン5月】(サッカーダイジェスト)





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