日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年6月15日土曜日

◆内田、ブーイング上等!時間稼ぎでネイマールじらす(スポナビ)


http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/japan/headlines/article/20130615-00000010-dal

 「コンフェデレーションズ杯・1次L、ブラジル-日本」(15日、ブラジリア)

 日本代表不動のサイドバック、DF内田篤人(25)=シャルケ=が、ブラジルのエースFWネイマール(21)を止める‐。日本代表は13日、1次リーグA組の地元ブラジル戦に向けた練習で戦術的な動きを確認した。左FWのネイマールとの対峙(たいじ)が予想される内田は、ブーイング覚悟で相手をじらす考えを明かした。国際Aマッチで過去2分け7敗の王国を相手に、昨年10月に0‐4で敗れた雪辱を果たす。

 打倒ブラジル、そしてネイマール封じの秘策は時間稼ぎだった。内田は端正なマスクを崩さず、「こっちの時間帯、向こうの時間帯ってあるんだけど、どっちつかずの時間帯があってもいいと思う。僕らにブーイングが起こってくれれば(いい)」と言い切った。

 相手のホームで、多数のサポーターが詰めかけることも想定した上で「0‐0で時間がたって、後半に焦るのは向こう」と、無理にパスをつながずに、じわじわと重圧をかけるのが狙い。つまらないサッカーになることも予想されるが、「そういう時間があってもいい。それで0‐0でしのげるなら問題ない」と覚悟を決めた。

 ブラジルのプレー動画を見て「予想以上に強い」と再認識した。内田と対峙する左サイドにはネイマールが入ることが有力。「裏で受ける動きが速いし、僕たちが攻めているときに、いやらしいポジションにいる」とカウンター攻撃を強く警戒している。

 因縁もある。昨年10月にポーランドで対戦した際に一度、激しいチェックでネイマールをもん絶させた。その後、報復で激しく当たられるなど2人の対決はヒートアップ。前半で交代した内田が、「あのままやってたら、どっちかが、けがしてたかも」と漏らすほど、激しくやりあった。

 自分の不十分なヘディングクリアからの失点もあり、前回は0‐4で惨敗した。雪辱へ、美学を捨ててでも勝ちにこだわる。不言実行の内田が珍しく「それが現実的。優勝するなら勝ち点を拾っていかないと」と、優勝も口にした。頭はクールにハートは熱く。内田が奇跡のカギを握る。

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