日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2013年10月16日水曜日

◆内田「僕は内容より結果がほしい」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/405068_126758_fl



[10.15 国際親善試合 日本0-1ベラルーシ ジョジナ]

 これがブンデスリーガで常に1対1の勝負にさらされているメンタルなのだろう。敗れても内容を重視する向きが大勢を占めるようなムードについて、DF内田篤人(シャルケ)はきっぱり断じた。

「流れが悪いときはクラブチームでやっていてもそうですが、我慢するしかない。ただ、内容より僕はどっちかと言うと勝ちたい。結果がほしいです」

 今までなら敗戦を淡々と受け止めるのが内田流だった。だが、今回は違う。W杯出場権を逃したセルビアとベラルーシに無得点で2連敗。アウェーの難しさがあるのは確かだが、それにしてもふがいない結果に苛立った様子で、めずらしく険のある表情を見せた。

 所属するシャルケでは右SBのレギュラーとして活躍している。もはや常連となっている欧州CLでは日本人歴代最多の18試合出場を果たしているが、チームでW杯の話題になると言われるのは「日本はアジアだから(出られる)」ということ。「それを覆したい」という思いで東欧2連戦に臨んだのだから、2連敗の悔しさをぬぐえるものはない。

「W杯まであと8か月だが、代表でみんなが集まれる時間は限られている。あしたチームに帰りますが、いつもの繰り返しで、リーグで優勝できるやつは優勝できるよう、CLなどでもしっかりやりたい」

 11月にはオランダ、ベルギーというW杯出場国との2連戦が控える。「強豪でいい国とアウェー戦を組んでもらった。ドイツから近いし、時差もないし、それまでケガに気をつけながらやりたい」。内田は言葉に力を込めた。

(取材・文 矢内由美子)

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事