日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年11月28日木曜日

◆シャルケ内田ドローも守備キラリ(デイリー)


http://www.daily.co.jp/soccer/2013/11/28/0006531058.shtml



 「欧州CL・1次リーグ、ステアウア・ブカレスト0-0シャルケ」(26日、ブカレスト)

 E組で内田篤人(25)のシャルケ(ドイツ)はアウェーでステアウア・ブカレスト(ルーマニア)と0‐0で引き分け、勝ち点7で3位に後退した。内田は右サイドバックでフル出場した。首位チェルシー(イングランド)はバーゼル(スイス)に0‐1で敗れたが、勝ち点9で2位以内を決めて決勝トーナメントに進んだ。

 どんな状況でも役割を確実にこなす。「お互い勝ちにいった分、堅い試合になった」とミスが許されない状況でも、内田の安定感は際立った。

 特に光ったのは守備。「エースはあの10番。彼に決定的な仕事をさせなければいいと思っていた」と相手の左MFを封じ、自身が守る右サイドから好機をほとんどつくらせなかった。

 前半にはタッチライン際でマークを受けながら、ファルファンのパスを右のアウトサイドキックでリターンして好機を演出するなど、攻撃でも存在を示した。降り続く雪に加え「芝が悪いのは前日練習で分かっていた」という劣悪なピッチ状態にも対応した。

 勝てば決勝トーナメント進出へ大きく前進できた一戦で引き分け、最終戦で勝つしかない状況に追い込まれた。それでも「終わった時に、(組の)上二つにいられればいい」と気負う様子はない。加入4シーズン目で欧州CL出場は3度目。緊張感に包まれる一戦でこそ、内田の波の少ないプレーがシャルケの力になりそうだ。

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