日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2013年11月28日木曜日

◆【欧州CL】内田、フル出場もドローで3位後退 決勝Tへ「次戦勝つしかない」(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/world/news/20131127-OHT1T00267.htm



 ◆欧州CL ▽1次リーグE組 Sブカレスト0―0シャルケ04(26日・国立競技場) 日本代表DF内田篤人(25)のシャルケ04は、アウェーでSブカレストと0―0で引き分け、E組3位に後退した。内田は右サイドバックでフル出場。自身3度目のCLで初めて1次リーグ(L)敗退の崖っぷちに立たされた。同組のチェルシーはバーゼルに0―1で敗れたが、2位以内が確定し突破を決めた。H組のバルセロナは、アヤックスに1―2で敗れ、国内戦も通じて今季公式戦21戦目で初黒星を喫した。

 グループ最下位のSブカレストに1点も奪えずに内田は終了の笛を聞いた。勝てば1次L突破へ前進も勝ち点1にとどまり「芝が悪いのは前日練習で分かっていた。お互い勝ちにいった分、堅い試合になった」と振り返った。

 守備で光った。背番号10を背負うSブカレストのエース、MFタナセとマッチアップ。「彼に決定的な仕事をさせなければいいと思っていた」とキーマンを封じチャンスを作らせなかった。内田にとって3度目のCL。加入1年目でベスト4、昨季はベスト16と過去2大会はともに1次Lを首位で突破した。1次L残り1試合となったこの日、2位バーゼルに1差の3位へ後退した。

 日本代表の欧州遠征では、はっきりとした結果を出した。オランダ戦に先発し、右サイドから攻撃に絡み左サイド偏重が指摘されるザックジャパンで、右サイドから相手を崩して決め、新たな可能性を示した。代表からの好調を維持する内田と対照的に、チームはトラブルが相次いだ。背番号10のMFドラクスラーがインフルエンザ。チーム得点王のFWボアテングとGKヒルデブランドも欠場。中心選手を欠き無得点に終わった。

 1位チェルシーは突破を決めている。最終節は、勝ち点1差で残る1枠を争う2位バーゼルと直接対決。逆転進出へ勝つしかない。「終わったときに(グループの)上2つにいられればいい」と頼もしかった。

 ◆内田の過去2回の欧州CL

 ▽10~11年 鹿島から加入1年目。1次L第2節のベンフィカ戦でCLデビューを果たす。第5節のリヨン戦で初アシストを記録。1次Lを1位突破し、8強では長友のインテルと対決。2戦合計7―3で勝ち上がった。準決勝でマンチェスターUに連敗で敗退。11試合出場0ゴール1アシスト。

 ▽12~13年 1次L第2節のモンペリエ戦から出場。第5節オリンピアコス戦は負傷欠場したが続く第6節は出場。アーセナルを上回り1位通過を果たしたものの決勝トーナメント1回戦でガラタサライ(トルコ)に1分け1敗で敗退。5試合出場0ゴール1アシスト。

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事