日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年12月13日金曜日

◆内田 16強引き寄せたオーバーラップ 先制点呼んだ(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/12/13/kiji/K20131213007191370.html



 1次リーグ最終節の8試合が行われ、E組シャルケはホームでバーゼルを2―0で下して、2季連続の決勝トーナメント進出を決めた。日本代表DF内田篤人(25)は右サイドバックでフル出場。タイミングの良い攻撃参加で先制点に絡むなど勝利に貢献した。

 効果的なフリーランニングで内田が先制弾に絡んだ。0―0の後半6分、右サイドでボールを受けると、前方のファルファンにボールを預けてオーバーラップ。ファルファンのマーカーの意識を引きつけると、一瞬のスキを見逃さなかったファルファンがファーサイドに絶妙のクロスを送り、ドラクスラーのゴールをアシストした。

 内田は「俺が外を回れば、ファルファンがちょっとフリーになる。一瞬だけどファルファンくらいの選手だと、それで十分。無駄走りっぽいけど無駄走りじゃない」と振り返った。前節終了時点でE組3位。逆転での決勝トーナメント進出には勝利が条件だった。前半31分に退場者を出した相手を攻めあぐねていたが、移籍当初からコンビを組む内田とファルファンのあうんの呼吸から生まれた先制弾で勢いに乗ると、後半12分にはマティプが追加点。引き分けでも1次リーグ突破だったバーゼルに快勝して、2季連続の決勝トーナメント進出を果たした。

 チームで今季欧州CLに全試合フル出場は内田とノイシュテッターの2人だけ。フンテラールら主力が長期離脱するなど厳しい台所事情のチームを支えている。いぶし銀の輝きを放つサイドバックは「もう一回抽選するんですよね?そこでどことやるかというのもある」と決勝トーナメントを見据えた。

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