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[2.9 ブンデスリーガ第20節 シャルケ2-0ハノーファー]
ブンデスリーガは9日、第20節3日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでDF酒井宏樹の所属するハノーファーと対戦し、2-0で快勝した。内田は出場停止明けで先発復帰。1-0の前半44分に今季3アシスト目を記録したが、試合終了間際に右太腿裏を痛めてピッチをあとにした。
立ち上がりから攻勢に出るシャルケは前半32分、MFロマン・ノイシュテッターが負傷交代するアクシデントに見舞われたが、同39分に先制点を奪う。左サイドをオーバラップしたDFセアト・コラジナクがゴールライン際までえぐってマイナスに折り返し、フリーのMFジェファーソン・ファルファンが右足で押し込んだ。
前半終了間際の44分にはファルファンからのスルーパスに内田が反応。右サイドから猛然と斜めに駆け上がり、ワンタッチで折り返すと、FWクラース・ヤン・フンテラールがスルーしたボールをMFマックス・マイヤーが右足で流し込んだ。
内田にとっては、2アシストを記録した昨年10月5日のアウクスブルク戦(4-1)以来、12試合ぶりのアシストで、今季3アシスト目となった。ところが、試合終了間際の後半43分、ボールを追って相手をかわそうとしたところで右太腿裏を痛めて転倒。すぐに自らドクターをピッチに呼び、患部の治療を受けた。
右太腿をテーピングで巻いた内田はいったん外に出ると、チームが交代枠を使い切っていたため、すぐにピッチに戻ったが、やはりプレーは続けられず、ベンチに下がった。過去にも痛めてきた箇所だけに、その状態が気がかりだ。
試合はそのままシャルケが2-0で勝利。今季最多の3連勝を飾り、5戦負けなし(4勝1分)となった。勝ち点も37に伸ばし、4位をキープ。3位ドルトムントを勝ち点2差で追走している。
ハノーファーの酒井も出場停止明けだったが、1月に加入した新戦力のDFフランティシェク・ライトラルが前節・ボルシアMG戦(3-1)に続いて右SBで先発。酒井はベンチ入りしたが、最後まで出番はなかった。