http://www.sanspo.com/soccer/news/20140511/jle14051105010012-n1.html
J1第13節(10日、川崎4-1鹿島、等々力)芸術弾で最後のアピールだ。鹿島のMF柴崎岳(21)の右足から放たれたループシュートは、柔らかな弧を描いてネットを揺らした。
「得点の場面はいい形だった。(ゴールは)個人的には満足している」
0-1の前半16分、MF遠藤のヒールパスに反応してペナルティーエリアに進入すると迷わずに打った。国際Aマッチの出場はゼロ。それでも4月の代表候補合宿では、「選ばれるチャンスは10%くらい。でもそれを何%にするかは自分次第」と闘志を燃やし、その可能性を高めるため最後の一瞬まで奮闘した。
ただ、この日は4失点の大敗。「この試合がアピールになったかはわからないが、今の実力はこんなものだと思います」と固い表情で引き揚げた。“サプライズ”はなるか。(伊藤昇)