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サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の開幕が13日(日本時間)に迫ってきた。県内でも、応援Tシャツを発売する企業やパブリックビューイング(PV)を企画する飲食店があるほか、県立図書館で関連書籍の特設コーナーが設けられるなど、応援ムードが高まっている。
応援Tシャツを作ったのは鳥取市吉方温泉のデザイン会社「シセイ堂デザイン」。2006年にJ1・鹿島アントラーズの公式ファンTシャツを手がけたのをきっかけに「日本蹴球シリーズ」を展開し、W杯応援商品は同年のドイツ大会から3大会連続の発表となった。ブラジルは移民などでつながりが深く、「交流」をテーマに2種類製作した。
「ボンジーア」(ポルトガル語で「こんにちは」)と名付けたTシャツは、ブラジルの国鳥「トゥッカーノ」(和名オニオオハシ)が、桜柄のボールをくわえた構図。もう一つは、ブラジルの国花「イペ」(ノウゼンカズラ科)を球体に貼り付けたようなデザインで「ブラジル花ボール」と命名し、背面に梅の花と背番号「10」をあしらった。
色はブラジル国旗をイメージさせる黄色や緑、日本代表の愛称「サムライブルー」にちなんだ青などを用意。チーフデザイナーの松島邦雄さん(42)は「このTシャツがブラジルのサポーターとの交流のきっかけになるのが夢」と期待する。1枚4110円(税込み)。同社のブランド「ネスノ」のサイト(http://www.nesnoo.jp/)などで通信販売し、日伯協会が7月15日まで開く企画展(神戸市)でも販売される。問い合わせは同社(0857・22・1122)。