日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年7月11日金曜日

◆首位・清水が市立船橋を迎える 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST(日本サッカー協会)


http://www.jfa.jp/news/00001224/



高円宮杯U-18プレミアリーグは、7月13日(日)にEAST第8節を行います。

コンサドーレ札幌U-18(北海道)は、ホームに三菱養和SCユース(東京)を迎えます。札幌は流通経済大学付属柏高校(千葉)との前節に4-2の勝利を収め、今シーズン2勝目を記録。最下位から順位を2つ上げました。今節も本拠地のサポーターの前で勝利を狙います。対する三菱養和は前節、清水エスパルスユース(静岡)に2-4で敗れて守備面の課題を露呈しました。これまでのトータル14失点のうち12失点を後半に喫しているだけに、終盤の戦い方に注意を払いたいところです。

2連敗中の青森山田高校(青森)は、柏レイソルU-18(千葉)と対戦。第6節でJFAアカデミー福島(静岡)に2-3、前節は東京ヴェルディユース(東京)に1-2で敗れて最下位に甘んじています。黒田剛監督が「攻撃は形ができているけれど、守備面の課題が山積み」と危機感を募らせる通り、劣勢に陥ったときに、いかに耐えられるかが今節のポイントになりそうです。一方、現在リーグ2位につける柏は安定した戦いを続けています。5試合続けて失点しているものの、いずれも最少失点に抑えており、総失点数はリーグ最少の「5」。今節でも、ボールを保持して高い位置で試合を運ぶことで失点のリスクを減らし、勝利を狙います。

前節、札幌に苦杯をなめた流経大柏は、アカデミー福島戦で挽回を図ります。ここまで、全7試合のうち6試合で複数失点。清水や柏といった上位チームに勝利したかと思えば、下位相手に勝点を取りこぼすなど好不調の波があり、本田裕一郎監督は「今年のチームは(勢いに)乗せるのが難しい」と語ります。対戦相手のアカデミー福島は、中断期間明けから2戦無敗。主将の金城ジャスティン俊樹選手も「チームのモチベーションが上がっている」と手応えを感じており、勢いを保ったまま流経大柏と顔を合わせます。

現在、リーグ7位の鹿島アントラーズユース(茨城)は、同4位の東京Vとの一戦に臨みます。高校2年生が多い鹿島はここまでわずか1勝、引き分けの数もリーグ最多の4試合と、勝ち切ることの難しさを味わっています。中断期間中は「流れを読み、パワーを注ぐ場面を知ること」(熊谷浩二監督)に重点を置いて実戦や練習に取り組みました。アウェイで未勝利の東京Vをホームに迎える今節、勝点3を奪うことができるかに注目です。


[EAST第8節の注目試合]
清水エスパルスユース vs 市立船橋高校

清水は開幕から5戦5勝とスタートダッシュに成功。その後も攻撃陣が1試合平均3得点以上を叩き出すなど、好調を維持しています。第6節に初黒星を喫したものの、その翌節は今シーズン最多の4得点を挙げて快勝し、敗戦を引きずりませんでした。今回の一戦も得点ランクトップタイの大野椋馬選手、同5位の福井悠陽選手を中心に攻撃的なサッカーを仕掛けます。
一方の市立船橋は手堅い試合運びが光ります。朝岡隆蔵監督が「リーグを戦う中で選手とチームを育てていく」と話す通り、メンバー編成や戦術に手を加えながら勝点を伸ばしてきました。ベースはキャプテンの藤井拓選手を軸とした守備。第5節に流経大柏を完封し、前節は柏を1点に抑えるなど、攻撃を前面に押し出す相手にも一歩も引かず、勝点を奪っています。対照的な2チームによる一戦は、どのような展開になるでしょうか。


■清水エスパルスユース vs 市立船橋高校
日時:7月13日(日)14:00キックオフ
会場:清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)
アクセス:JR東海道本線「清水駅」西口からジャストラインバス「J-STEP」下車

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