http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20140805-OHT1T50131.html
鹿島のDF伊東幸敏(20)が5日、U―21日本代表候補合宿(11~13日、福岡県内)での新ライバルに闘争心を燃やした。ポジションが同じサイドバックの明大DF室屋成(20)が、大学生で唯一手倉森ジャパン入り。伊東は「大学関係者からは、すごく上手い選手だと聞いた。ポジション確保へ、合宿でどれだけ良い部分を出せるかだと思う」と決意を新たにした。
静岡学園高から12年に鹿島入り。クラブOBで日本代表DF内田篤人(26)=シャルケ04=と同じように、10代から名門鹿島の右サイドバックで台頭。今季はリーグ12試合に出場し、端正なルックスからファンの人気も高い。持ち味は豊富な運動量。「自分にはそこしかない。上下動に関しては、代表でも一番だと思う」と胸を張る。
室屋も豊富な運動量が武器とあって、福岡合宿はアピール合戦の場。9月の仁川アジア大会(韓国)に向け、手倉森誠監督(46)をうならせる存在感を示したいところだ。「ポジション争いは厳しいけど、自分にしかないものをしっかりアピールする合宿になればいい。代表でも、サイドバックの競争を勝ち抜いていきたい」と自信を見せた。