http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20140929-OHT1T50033.html
◆ドイツ・ブンデスリーガ シャルケ04 2―1ドルトムント(27日、ヴェルティンス・アレーナ)
【ゲルゼンキルヘン(ドイツ)27日=大橋杏子】DF内田篤人(26)が所属するシャルケ04は27日、ホームでMF香川真司(25)が所属するドルトムントに2―1で競り勝った。同国ルール地方同士の「ルール・ダービー」で、右膝蓋腱(しつがいけん)炎症から復帰後2戦目の内田はフル出場し2連勝に貢献。香川は後半12分から出場したが、得点に絡めなかった。
内田は、3季ぶりに香川とともに出場したブンデスリーガ最大と称されるルール・ダービーで、3戦目にして初白星を挙げた。6万1153人が詰めかけたホームの大声援を浴び「特別な試合で、ファンの人が(大声援で)迎え入れてくれてうれしかった。勝ち点が拾えてない中で勢いづくために大事な試合だった」と笑みを浮かべた。
2―1とリードした後半12分に香川が登場。香川がマンチェスターU(イングランド)にいた時期にも「ふざけてだけど“早くシャルケに帰ってこい”と言っていた」という仲だ。「彼が入ると周りの選手の動き出しも早くなる。(出場が)途中からで良かった」。後半20分頃から疲労で足が動かなくなっていた中で勝ち切り「ああいう修羅場を経験して強くなると思う」と、喜びをかみしめていた。