日本代表の合宿に参加しているFW大迫勇也 [写真]=兼子愼一郎
日本代表は3日、キリンチャレンジカップ2014に向けた合宿3日目の練習を行った。
記者団の取材に応じたケルン所属のFW大迫勇也が、「だいぶ違ってくると思いますね」と語るアルベルト・ザッケローニ前監督とハビエル・アギーレ新監督の違いを語っている。
大迫、ザッケローニ前監督の体制と違い、「比較的に自由なのかな」とコメント。「ザックさんのときは結構動きが限られていたので、前はあんまり引いてくるなということとかが多かった」と前体制について言及し、アギーレ新体制では「そんなに言われないし、サイドに流れることも要求されるし、結構自由な感じ」と説明した。
それを踏まえて大迫は、アギーレ監督の戦術が「合っているとは思う」とし、「前でずっと張っているより。ちょっと引いてそこから入っていったら、サイドにちょっと開いてそこからボールに触ったり。ゴールに行くのは変わらないけど、ゴールまでのプレーというのも、結構こだわってやっているから」と続けた。
さらに「ザックさんのときはもう出来上がっているチームに入っている感じがしたから、その点ではすごく入りというか、やりやすい部分はあった」とも振り返っている。そして、「集まれる期間が短いから、その中で自分ができるプレーを出すしかないと思うし。もちろん個人もチームも結果を出し続けることが、代表に繋がっていくと思うから。選ばれた期間は本当に代表に集中して結果を出そうと頑張るだけ」とアギーレ監督の下での意気込みを語った。
日本代表は、5日に札幌でアギーレ監督の初陣となるウルグアイ代表に臨み、9日に横浜でベネズエラ代表と対戦する。