日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年11月6日木曜日

◆武藤!柴崎!小林!アギーレ・チルドレンで勝つ!(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20141105-OHT1T50251.html



 ◆キリンチャレンジカップ2014 ▽第1戦 日本―ホンジュラス(14日、愛知・豊田スタジアム) ▽第2戦 日本―オーストラリア(18日、大阪・ヤンマースタジアム長居)

 アギーレ・チルドレンが勝利へ導く。勝負を優先してMF遠藤らベテランが招集されたが、新チームの司令塔として期待されるMF柴崎岳(22)=鹿島=は今後も白星につながるプレーで貢献する考え。FW武藤嘉紀(22)=F東京=、FW小林悠(27)=川崎=も結果にこだわり、中心選手として来年1月のアジア杯(オーストラリア)でもチームを引っ張っていく構えだ。

 柴崎は照明に照らされた鹿島のグラウンドで汗を流した。この日は連休明け。日本代表のホンジュラス戦(14日)まで試合間隔も空く。軽めの調整でもおかしくないが、真剣な表情でペース走と短いダッシュを繰り返した。練習から100%でやるのがこだわりだが、ほかにも緊張感を保つ理由があった。

 柴崎「(代表の活動は)今回が年内ラストになる。常に結果を出したいと思っている。勝利に対する執念をプレーに反映させたい。監督のやってほしいプレーがあると思う。意図をくみながらプレーしたい」

 アギーレ監督は柴崎のいる中盤にMF遠藤、今野ら実績のあるベテランを集めた。過去4試合はテストの意味合いもあったが、今回の合宿は勝利を意識した編成に転換した。柴崎は「経験豊富な選手、実績のある選手が入っている。学べる場になる」と歓迎するが、定位置争いの相手が手ごわいのも事実。「勝利につながるプレー」で新チームの司令塔に定着する。

 小林も乗っている。Jリーグ6位タイの12得点と結果を残し、10月に続く代表入り。「目に見える結果を残したい。10月に代表にいったことで自分に足りない部分も分かり、モチベーションは上がっている。もっとやらないといけない。(代表は)自分自身が成長できる場所ですから」とレベルアップを誓った。

 アギーレ・ジャパンでブレークした慶大4年生の武藤は、F東京を通じてコメント。「年内最後の国際親善試合であり、翌年のアジア杯へ向け、個人としてもチームとしても、とても重要な期間になる。結果はもちろん、内容にもこだわってプレーしたい」とし、風格さえにじませた。

 能力、将来性をアギーレ監督が認める3人。ベテランに頼らず、若い力でチームを支える覚悟だ。(内田 知宏)

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