ケルンFW大迫勇也が、高い評価を受けている。ドイツ『キッカー』は、12日に行われたブンデスリーガ第28節ホッフェンハイム戦のマン・オブ・ザ・マッチに選出した。
MF長澤和輝とともに先発した大迫は19分、前線へのロングボールを懸命に追いかけて相手からボールを奪い、PAに侵入。ファウルで止められてPKを獲得した。このPKを味方が決めて先制すると、54分にはスルーパスを通してウジャーのゴールをアシスト。大迫が2ゴールに絡んだケルンは、69分に退場者を出しながらも3-2で勝利している。
この日の大迫の活躍をドイツの各メディアが絶賛した。『キッカー』はチーム最高タイの「1,5」でマン・オブ・ザ・マッチに選出している。さらに、第28節のベストイレブンにも選んでおり、次のように記した。
「常にボールを受けられる位置に動き、攻撃のたびに存在感を示した。大迫は先制点につながるPKを獲得し、2-0となるウジャーのゴールをアシストした」
地元メディアの『KSTA』も大迫に「1.5」の高評価だった。
「強い意志でPKを獲得。自身に訪れたチャンスはものにできなかったが、ホッフェンハイムのDFは彼をほとんどコントロールできなかった。スピーディーな走りで、常にボールを受けられた。2-0とする場面では、完璧な形でアシストをしている。まるで新戦力のようだった」
『ビルト』は、大迫に「2」の採点。チーム2位タイの高い評価となっている。地元メディアの『エクスプレス』では最高点の「1」が付き、チーム最高タイだった。
72分までプレーした長澤に対しても高めの採点が付いている。『ビルト』『KSTA』は「2」を付け、『キッカー』は「2.5」。『エクスプレス』は「3」だった。
(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)