日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年11月7日土曜日

◆【鹿島 vs 横浜FM】 担当ライター“一問一答”(J's goal)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00001166/

「担当ライター“一問一答”」は、対戦する両クラブの記者が質問と答えをぶつけあう新企画です!

明治安田生命J1リーグ 2nd 第16節
11月7日(土)14:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs 横浜F・マリノス

★鹿島から横浜FMへ
Q
負けなしが続いている要因はなんですか?
(鹿島担当:田中滋)

A
そうなんです! 序盤で2分3敗とつまずいたのでイマイチ目立たないのですが…、その後は8勝2分の10戦無敗&3連勝中と絶好調です。

大きな要因は2つ。ひとつは守備です。2ndステージ失点13の数字はリーグ1位、直近10戦で複数失点した試合はありません(うち5試合完封)。この堅守は、攻撃の核であるアデミウソンが必死に自陣に戻って守るなど、全員の守備意識の高さが下地になっています。ただ、根幹を担うのは、今年レギュラーの座を栗原勇蔵から奪い、経験値を高めたファビオと、彼を動かしつつ、円熟のポジショニングが光る中澤佑二のJ1屈指と呼べるセンターバックコンビだと思います。

そして、もうひとつの要因は中村俊輔です。今季はケガで出遅れましたが、先発定着後のここ8戦は2ゴール4アシストと圧巻の結果を出し、チームを牽引。しかもその数字は1アシストを除き、すべてセットプレーから生まれたもの。ここ一番で黄金の左足が放つ正確無比なFK、CKにより、白星をもたらしてくれました。

まとめると、J1通算500試合出場を達成した中澤とキャプテン中村という共に37歳の大黒柱が健在なのが、10戦無傷の一番の要因ではないでしょうか。今節は同じく鹿島の大黒柱、36歳・小笠原満男との対決が見ものですね。
(横浜FM担当:小林智明<インサイド>)


★横浜FMから鹿島へ
Q
ヤマザキナビスコカップの優勝おめでとうございます! 決勝戦は伝統の試合巧者ぶりを見せつけ、まさに非の打ち所がない勝利だったと思いました。そこで質問です。そんな鹿島のウイークポイントを挙げるとするならば、どこになりますでしょうか…? 前回対戦もホームで0-3と敗れているし、なかなか活路を見出せないので…こっそり教えてください。
(横浜FM担当:小林智明<インサイド>)

A
ヤマザキナビスコカップの決勝はほんとうにすばらしい試合でした。昨季から公式戦で勝てないことが続いていたガンバ大阪に対して、あそこまでの試合ができるとは本当に驚きでした。スタジアムの一体感もすばらしかったですし、圧倒的に強いチームが獲るべくして獲ったタイトルではなく、みんなで一致団結して勝ち取ったタイトルだっただけに、その味も格別でした。ただ、あの歓喜を味わってしまうと、小笠原キャプテンが言うように「もう一度」と欲が出てくるのが不思議なものです。ステージ優勝の行方はどうなるかわかりませんが、とにかく目の前の試合、今回で言えば横浜F・マリノスを倒すことだけに集中したいところですね。

さて、鹿島のウイークポイントということですが、いまのチームから探し出すのは難しいですね…。一つあるとすれば、いつも試合前日にクラブハウスにパンを差し入れてくれる「モンブラン」さんのワッフルが石井正忠監督の大好物なので、試合中にモンバエルツ監督がパクついてみてはいかがでしょうか? 集中力を削がれた石井さんが、ヤマザキナビスコカップ決勝とは打って変わって迷采配を連発するかもしれません。もし、モンバエルツ監督が大の甘党でしたら保証の限りではありませんが。
(鹿島担当:田中滋)

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