日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年12月12日土曜日

◆高円宮杯U-18サッカーリーグ2015チャンピオンシップ 鹿島とG大阪がU-18年代日本一の座を懸けて対決(JFA)


http://www.jfa.jp/news/00008263/

高円宮杯U-18サッカーリーグ2015チャンピオンシップ 鹿島とG大阪がU-18年代日本一の座を懸けて対決

高円宮杯U-18プレミアリーグのEASTとWESTの王者による一発勝負、「チャンピオンシップ」が12月12日(土)に埼玉スタジアム2002で開催されます。
EASTからは鹿島アントラーズユース(茨城)が登場。青森山田高校(青森)や市立船橋高校(千葉)、大宮アルディージャユース(埼玉)と激しい首位争いを繰り広げた末、最終節に優勝をつかみ取りました。

チームの持ち味は、他チームの監督や選手が「Jクラブの育成組織としては異質」と舌を巻く粘り強さ。球際では負けない、最後まであきらめないという「勝つために当たり前のこと」(鹿島・戸田拓海選手)を徹底しています。EAST全18試合を戦い、1点差の勝利は半数となる9試合。粘り強さは結果にも表れています。

選手たちは、精神面の強さはもちろん、高い技術も備えています。U-18日本代表候補のCB町田浩樹選手、セットプレーの担い手・平戸太貴選手、前線にはターゲット役の垣田裕暉選手と各ポジションに個性豊かな選手が並んでいる上、チームのため献身的に戦います。熊谷浩二監督はチャンピオンシップに向けて「自分たちは苦しい試合を戦い抜いてきた。1試合たりとも楽はできなかった。それが、今回の強みになればいい」と大一番を見据えています。

一方、最終節を残してWESTのチャンピオンに輝いたガンバ大阪ユース(大阪)は、1試合平均2.5得点の攻撃に絶対の自信を持ちます。リーグでは第11節と第12節に連敗を喫するなど一時、調子を落としましたが、第13節以降の6試合を全勝で終え、あらためて力強さを示しました。

細かいパスで相手の守備を崩すサッカーの核を担うのは、すでにトップチームでデビューを飾っている堂安律選手です。左利き特有のボールの扱い方と創造性が持ち味で、WEST優勝を決めた第17節のヴィッセル神戸U-18(兵庫)戦で1得点、セレッソ大阪U-18(大阪)との最終節では3得点と好調。中盤で攻撃を組み立てるだけでなく、得点にも絡みます。前線には、昨年の得点ランク2位(14得点)で俊足の髙木彰人選手、長身で周囲を生かすことができる武田太一選手など異なるタイプの選手がおり、多彩な形でゴールを狙います。

第13節以降の6試合で2失点と、リーグ終盤に守備が安定してきた部分も強みといえます。かつてはボールを相手に握られた際、積極的に奪いにいく姿勢を貫いていましたが、ここ数試合は自陣に守備ブロックを敷き、相手の攻撃に対応する戦い方も披露。梅津博徳監督は、「劣勢に陥ったとき、あわてずに我慢強く対応できるようになってきた」と選手たちの成長に手応えを感じています。

東日本と西日本で、およそ8カ月にわたる長期のリーグを制した鹿島とG大阪による頂上決戦。集大成の場で最後に笑うのはどちらのチームか注目です。

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